はだしのゲン | 「はじめての出来事」

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今年は戦後70年という事で、8月は第2次世界大戦戦に関する番組がとても多く放送され私も
できるだけ視聴するようにしました。

今日は朝からCS放送で録画しておいた、中沢啓治さんの自伝的作品「はだしのゲン」の映画を合計4本視聴しました。

「はだしのゲン」は私が、友達達と「少年ジャンプ」を読み出した1973年に連載されていましたが、まだ3年生だった私達は「トイレット博士」「ど根性ガエル」「侍ジャイアンツ」「アストロ球団」「プレイボール」「包丁人!味平」などは読んでおりましたが、「はだしのゲン」は怖そうで誰一人読んでいなっかたと思います。


2012年に松江市の教育委員会が、物語の内容や絵の残酷性や図書館での観覧に規制をかけるよう
クレームをつけた事でかなり話題になっておりました。

私もその時、図書館で探しましたが、いつも置いてあった場所になく、その後も時々探しますが、置いてありません。


本日視聴したのは最初は1976年の左幸子さん、三國連太郎さんの「はだしのゲン」続いて1977年「はだしのゲン・涙の爆発」でしたが、原爆の恐ろしさ、被爆者に対する差別等がとても感じられて良い映画だと思いました。
残念な事に、最終作の「ヒロシマの戦い」は録画しなかった事に、後悔しました。

そのあと2007年のアニメ版を2作観ましたが、原作の中沢啓治さんの絵とかなり異なり、アニメという事で子供向けな感じがあり、イマイチな感じをうけました。




1話と2話でキャストが全く異なるのは違和感がありました。






私はてっきり「少年ジャンプ」での連載だけだと思っておりましたが、1974年「少年ジャンプ」連載打ち切り後、1975年~1976年に左派オピニオン雑誌「市民」で連載し1977年~1980年には共産党機関誌「文化評論」1982年~1985年日教組の機関誌「教育評論」で連載されていたそうで、「ジャンプ」での作品を第一部、その後の作品は第二部となるそうですが、後後の抗議を恐れて第一部では「ジャンプコミック」での発売をしなかったそうです。





第二部となると内容がかなり過激になるそうなので、なんとか一度読んでみたいです。




この首を切るシーンはかなり、問題となりました。


フィクションなので全て実話ではないようですが、戦争経験者がどんどん減っていき、戦争、原爆の恐ろしさを 段々忘れられていこうとしています。
私は子供の頃、両親から戦争中の食糧難等をよく聞きましたが、正直あまりピンときませんでした。
今となってはもっと、戦争体験者の話を聞くべきだったと後悔しております。
自分の子供の為にももっと、日本の過去の戦争について勉強したいと思っている今日この頃なのであります。