ジョニー大倉さん、石田えりさん | 「はじめての出来事」

「はじめての出来事」

ブログの説明を入力します。


ご存知のように、ジョニー大倉さんが亡くなられました。
「爆報・フライデー」でかなりひどそうな、大倉さんを見て心配しておりましたが
まさかこんなに早く亡くなられるとはショックです。

私がジョニー大倉さんを初めてしったのは、小学生の時でした、同じ部屋で生活していた
年の離れた兄が、いつも「かぐや姫」を聴きながら、「かぐや姫の曲の歌詩は最高だ~、
フォークはメッセージだ」などと私に「かぐや姫」の魅力を語っていたのですが、
高校に入り、バイクに乗り出すと「キャロル」を聴きだしたのです、あれだけ、メッセージ
がどうのこうの・・・・とさんざん語っていたのに、急に「ファンキー・モンキー・ベイビー」
である。
まだ小学生の私は「ファンキー・モンキー・ベイビー」って?「ファンキーな猿の赤ちゃん?」
って兄に聞くと、「そんなもん別に意味ないは」と、あれだけメッセージがどのこうのと、
言ってたくせに、今までと180度違うような返答である。

同じ部屋に「キャロル」に狂っている兄がいたせいで、私も「キャロル」の曲はよく聴いていた。
リアルタイムで聴いていた訳ではないが、自ら曲を作り、形だけでなく本当に演奏しながら歌う
ロックバンドは当時キャロルが走りだったみたいだです。

トレードマークの革ジャンにリーゼントスタイルもジョニー大倉さんの提案だったそうで、当時
マッシュルームヘアーだった矢沢永吉さんも同意したそうです。

それでは私が好きな、キャロルの曲
第3位 「彼女は彼のもの」



この曲はのちに永ちゃんも、ソロで歌っていましたが、今回はジョニーバージョンでした。

キャロルといえば、ほとんどの作詞がジョニー大倉さんですが、今では普通にある日本語に英語をまぜた歌詞は、ジョニーさんが初めだったそうで、デビュー曲の「ルイジアンナ」に至っては
最初、全部英語の詩だったそうですが、セールス的な事を考え、ジョニーさんにお願いして
日本語と英語を混ぜたそうです、麻薬をしたり奇怪な行動が目立ったジョニーさんですが、
こんなカッコイイ詞をつくるんですから、まさに紙一重という感じがジョニーさんの魅力でもあり、自らの命を縮めてしまったようにも思えてしまうのです。

それでは、第2位です。「ハニー・エンジェル」



この頃の綾瀬はるかさんは本当に可愛いですね(関係ないか・笑)

解散後、ロックの大御所的存在となった永ちゃんに比べ、ジョニーさんの評価の低さに
悔しい思いをしていたのは、私だけではないと思います。
しかも晩年はテレビ等で永ちゃんを挑発する発言をしたり、本を出したりと・・・・
もっとも永ちゃんは金持ち喧嘩せずの姿勢でしたが・・・

おそらくジョニーさんんは、昔のメンバーでキャロルをもう一度やりたかったんだと思います、
ビジネスにたけて、一人成功の道を突き進む永ちゃんにジェラシーもあったでしょうが、
ファンとしては、ジョニーと永ちゃんが同じステージに立つ姿をもう一度見たかったですね。

それでは第1位「涙のテディボーイ」



この曲に関してはジョニーさんが失踪した2ヶ月間、キャロル不在の間に永ちゃんが作った
曲でしたが、この失踪事件がキャロルの中心をジョニーから永ちゃんに完全に移ってしまった
大きな理由の1つだったそうです。

ロックをビジネスとして、しっかりと計画を立て、現在も王道を突き進み、巨岩の富と名声を得た、永ちゃんに比べ、まさにロック魂のみで歌った破天荒なジョニー、両極端な二人でしたが
やはり人生は、しっかりとした目標と計画が必要だというこなのでしょうか(苦笑)

ジョニさんといえば役者としても、良い味を出され「遠雷」では日本アカデミー賞の
「最優秀助演男優賞」をもらっております。
「遠雷」といえば「翼を心につけて」という映画を観て、感動し主演の石田えりさんの
可愛さにハマった私は、友達と「遠雷」を観に行きましたが、「遠雷」での石田えりさんは
「翼は心につけて」の清純派なえりさんではなく、日本人離れしたスタイルで大胆な演技に
圧倒され、ジョニーさんどころではなかったのでした。
「遠雷」のラストシーンでは永島敏行さんが桜田淳子さんの「私の青い鳥」を歌われてました。





この映画、本当に良くてもう一度観たかったのですが、なんと本日、BS11で放送されるでは
ありませんか!!!これはラッキーでした。




映画とは関係ないですが、こんなんもありました、可愛いですね。







えりさんの写真ばっかになって(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン、「チンピラ」でのジョニーさんは
適役で生き生きして見えました。まさに地でやってるかんじでした・笑









                   謹しんでジョニー大倉さんのご冥福を申し上げます 

                                       合掌