アントニオ猪木に鎖ガマで挑戦した男 | 「はじめての出来事」

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アントニオ猪木に鎖ガマで挑戦した人がいるのを御存じだろうか?
「東海の殺人拳」と恐れられた空手家・水谷征夫氏である。

猪木がテレビ等のメディアを通して「プロレスこそ最強、あらゆる格闘技の挑戦を受ける」という
発言に、水谷氏が噛みついた。
新日の道場に電話をいれたが、電話に対応した若手の対応が悪いと因縁をつける。

最初は無視をしていたが、新日の会場に黒い空手着に、セッタ履きの異様な集団が現れるようになり、
新日サイドも無視できなくなり、猪木自ら佐山サトルを連れて、水谷氏の道場に話しあいに行く事になる。
話しのおおよその内容は・・・

水谷「最強を名乗るなら、俺の挑戦を受けろ、お互いに1億円だし、勝利者が全額受け取る、こ れはケンカだ、武器もありだ、俺の鎖ガマと竹藪で対決しないか、お前は防具をつろ・・・」

猪木「テレビ局の許可が出ない、プロとしてはお金にならない興業は出来ない、リングの上で正   式なルールでなら、戦えると思う、どうしても嫌なら、街で俺を探してケンカを売ればい   い。」

猪木自身は武器の対決を最初は受け入れ、やりのような物で戦う事を考えたらしい、しかもレスラーなので、防具をつけずに戦うとまで言ったとか?しかしテレビ朝日が看板スター猪木に怪我をされてはいけないので、反対したという。

しかし猪木の戦う姿勢に感銘を受けた、水谷氏は和解し、2人で「寛水流」という空手道場を開いた。
その後、水谷氏はファイティング原田氏や馬場さんに迄しかけたらしい。

この話しは当時水面下で行われており、水谷自身も若くして亡くなられたので、はっきりした内容も
わからない。
私も水谷さんの本も数冊所有しているが、水谷氏自身の執筆では無く、内容も疑わしいし、肝心の猪木の話しについては、ほとんど書かれてないので、私自身いろいろな情報を
集めた内容としたが、プロレス側のメディアからの情報が多いので、猪木よりの内容になっているかもしれない。

一番謎なのは水谷氏程の空手の達人がどうして空手ではなく、鎖ガマなのか?
水谷氏の売名が目的だと言われているが、鎖ガマなら勝利しても自慢にならないと思う、
最初からビビらせて、相手がひるむところにつけこむのが目的に思えてしまう。