腕自慢の挑戦を受け、目玉をえぐりとったミスター・レスリング | 「はじめての出来事」

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プロレスは最近見なくなった。あるインタビューアーが生前神様ルー・テーズにプロレスの魅力とは?
するとテーズは「バレリーナの様な奇抜なショースタイルの小がらなレスラーがいて、そのレスラーを軽蔑していたが、ある日道場に行くとその子がらなレスラーが、スパーリングで大男のレスラー達に悲鳴をあげさせていた、私はプロレスの奥深さに驚いた」と語っていた。

プロレスはショーだが、昭和のプロレスはかたくなにそれを隠した。
当然、子供の私は真剣に見ていた。
最近では、バーリトゥード等の出現により、プロレスはエンターティメントとして生きる道を選ばざる
なくなったが、その代償としてレスラーとしての収入は激減していき、昔はタブーとされていたプロレス界の暴露本をよく目にするようになった。

真剣に見ていたプロレスの舞台裏を知る事は複雑ではあるが、あんまりインパクトのなかったレスラー
が実は、シューターだったりもし驚かされる事がある。

↓写真は「ミスターレスリング」プロレス・マニアには神的存在の1人

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レスリングでオリンピック・アメリカ代表の肩書を持つ彼は、レスリングはできるが、プロレスラーとしては、パワーファイター達から比べると地味ではあったが、レスリングで代表になれる実力は、パワーファイター等比較にならない。

それでは、彼の恐ろしい話しを1つ・・・・
昔のアメリカでは、力自慢の観客の挑戦を受けリングで勝負する企画がよく行われていた。

そのような場合、挑戦を受けるのは彼のような地味でセメントが出来るレスラーの役割となる。
ある日、彼はいつものように、素人の挑戦を受け、腕関節を極めたのだが、極められた素人
はタップせず、彼の指の1本を噛みちぎってしまった。

怒ったレスリングは、その素人の目玉を抜きとってしまったのだ。
目をえぐり取るのは、プロレス界では裏技としてはあるらしいのだが、彼は実戦したのだ。

片目をえぐりとった後、もう片目もとろうとしたところを、他のレスラーに止められ片目だけ
に終わったが、彼いわく「わりと簡単にとれた」そうだ・・・叫び
昭和のレスラーは、それだけ真剣にプロレスを守りぬいたという事だと思う。