
毎日忙しくほとんど放置状態だった畑の手入れ
がようやくできました。
我がもの顔で伸びている草をとったり、なすやピーマン
の支柱を補強してりと半日働いただけで疲れがどっと
でてしまい、その後は体が使い物になりませんでした。
以前は一日中畑仕事をしていても疲れなかったのに・・・。

やっぱり歳をとったのかなぁ・・。
そういえば、白髪がずいぶん増えてきています。
頬の肉もたるんできているし・・・。
いつまでも若い気でいたのですが知らず知らずのうちに
いろいろな箇所が衰え始めていたのです。
少し気落ちしていたところ、なにげなく手に取った
本の中から こんな素敵な文章を見つけました。

【年齢をかさねていくことは、老いと同義語。若さか
ら遠ざかること。
そんなふうに思っていませんか。
実は正反対なのです。誕生日を迎えるたびにバイタリ
ティーが増していく、嬉しい経験をするのです。
バイタリティーと同時に、冷静さや落ち着きも得ます。
そのときにようやく、自分がほんとうはどんな人にな
りたいのかに、気づくのです。
若さゆえの不安から開放され、古い習慣を再評価し、当惑
から自由になるチャンス。
それが大人になったあなたがむかえた、人生の新たなステージです】

そして、こうとも・・
【鏡を前に思い悩んでいるあなたに、こんな例を耳に入れる
のもいいかもしれませんね。
ジュリア・チャイルドが最初のベストセラー作品を書いた
のは、49歳のとき。
トルーマンが上院議員に初当選したのは50歳。
セザンヌが初の本格的個展を開いたのは、65歳になってから。
南アフリカのマンデラ大統領は、75歳で就任しました。
鏡の中に皺や白髪をみつけたら、ほっと息を
ついてください。「なりたかった自分に、ようや
くなろうとしているのだ」と。】
本当にそうですね。

「ルピナスさん」という題の素敵な女性の一生を描いた
絵本があります。
ルピナスさんは、海を見下ろす丘のの上にある、小さ
な家に住んでいます。
家の周りには、青、紫、ピンクの花が、咲き乱れています。
ルピナスさんは世界中を旅行し、世の中を美しくする」た
めにステキなことを思いつきました。
この絵本は一人の女性の人生の輝きを、ルピナスの花に託して、
静かに語りかけてくれます。
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