11月30日。

今回の旅の一番の目的は、
ここを訪ねることでした。


坂の上の雲ミュージアム。


  
「坂の上の雲」については、ここに来る前に訪ねた秋山兄弟生誕の家の記事で、かなり書いているので、ここでは割愛しますね。


向こうに、萬翠荘が見えます。



ミュージアムは、秋山兄弟の生家のこと、
彼らの育った環境のこと、明治という時代、
様々な視点からの展示がされていました。

圧巻は、連載当時の新聞紙面が、最初から最後までびっしり展示されていることでした。


スクラップブックにしてあるものもあり、
それはそこで読めるようになっていました。


「坂の上の雲」を好きなのは何故かしら?

明治という時代は何だったのか、
日本人とはどういう民族なのか、
そこから私たちは今をどう生きるべきなのかを考える、ということも勿論惹きつけられる
テーマですが、
この小説は、日本人の青春小説と言っても良いのではないかと思います。
そこが多分、私が好きな理由かなぁ。


こちらのミュージアム、スロープで展示室が繋がっているのですが、光を採り入れる空間が見覚えあるような、、
そう、南大阪の司馬遼太郎記念館と同じ、安藤忠雄の設計なのでした。

このスロープは、
「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう」
という、この小説の冒頭部分を想起させるように作られたとか。



ミュージアムを出て、隣接する萬翠荘を見学。


松山藩主の子孫、久松伯爵の別荘だったそうです。
国の重文です。





ロケに使われそうな車寄せ。


純フランス風の建築だそうですよ。



中に入ると、ステンドグラスからの夕方の光が満ちていて、とても華やいだ空気を感じます。




細部の意匠もお部屋によって違って、味わい深い。




ロマンチックね〜飛び出すハート












夢のような美しい空間でした。
こうした所で、日本の伯爵さんたちは、
フランス風に、舞踏会とかしていたのかしらね?



さて、道後温泉に帰ります。