4月6日。
吉野山です。


如意輪寺を出て、ひたすら歩きます。



写さないように気をつけていましたが、
地上は物凄い人波です爆笑





「ブラタモリ」、終わってしまいましたが、大好きな番組でした。
吉野山での放送をした時の、タモリさんのお好きな地質学的な迫り方が、なかなか印象的でした。
番組を見ながらメモしたものがありました、「」内です(おベンキョ好きな高校生みたいだw)


「吉野山は片岩で出来ている。

片岩は層状の岩。
だから層と層の間に保水性がある。
片岩が風化すると層が緩んで隙間ができそこに水がたまるから。
植物はその隙間に根を伸ばして発育できる。」

なるほど〜、桜のような樹木が育ちやすい環境なのですね。

「吉野山の北斜面に桜がずらり、普通は南斜面なのではないの?
いやいや、
南斜面は日が当たりすぎて乾燥、桜には水分が足りない。」

それも面白いですね、桜は水分をより多く必要とする樹木ということなのですね~無気力

と思ったことなど思い出しながら歩きました。








お茶屋さんやお食事処、お宿などが集落のように尾根沿いに建っています。

櫻花壇というお宿です。
谷崎潤一郎や吉川英治などがここで執筆したのだそうです。


新平家物語も、天河伝説事件も、テレビ見ていますわ~ニコニコ



尾根沿いの建物は、吉野建てという特殊な構造。
尾根に道が通っているので、街道沿いは平屋か2階建てなのですが、入って奥へ行くと反対側は谷なので3階建てか4階建てということになります。
これが吉野建てというそうです。
(ブラタモリで得た知識です)


吉野建てのうちの1軒のお店で吉野葛のおうどんをいただきました。


つるっつるでしたよだれ
美味しかったですよだれ



お店は2階建てに見えましたが、1階から中に入ると階下への階段がありました。
テラスのようなお席になっていましたので、手すりから外を見ると、
崖でした無気力
下を見るとさらに2層ありました。
つまり、谷側から見るとここは4階建てということですね。



更に、歩きます。
時折蔵王堂が見え隠れします。





桜が野趣溢れる風情です。




吉水神社へ向かっています。