GoogleLensによれば、
シナミザクラというらしいです。



物凄い強風が、
物凄く吹き荒れる、
そんな月曜日でしたので、 
花びらが散ってしまうのでは、
と、余計な心配をしたことでした。



しかし、こんなに咲き急いでどうするの。
私が子どもの頃は、入学式の頃ちょうど七分咲きくらいだったと思います。


憧れていた文芸部の先輩が卒業してしまった高2の春。
新しいクラスでの様々な取り決め、行事の采配、新入生を迎えた部活の滑り出しなどなど、大忙しの春の1週間を終えての帰りの電車のホーム、
柵の向こうの桜がはらはらと散って、
反対側のホームにいつもいた先輩はもういないことを、じっと感じていた、あの春の夕方が思い出されます。

はらはら散り始めたのは、4月の10日を過ぎた頃でしたね。




今からこんなに咲き開いてしまっては、起きるべきドラマが起こらないわ。。。




花のいのちは短くて
苦しきことのみおほかりき。

林芙美子ね。

短いいのちだからこそ、
美しく咲いてほしいわ。