2月28日。

お昼に出汁巻き丼をいただいてから、地下鉄に乗って相国寺へ。

洛志社大学(ウソです爆笑、本当は同志社ね、洛志社は「京都人の密かな愉しみ」というドラマの中で、同志社の建造物を借りて撮影された架空の大学です。)もとい、同志社大学の横を通っている時に、観光バスとすれ違いました。
ブロともさんの記事に載っていたバスニコニコ
コレに乗りたかったぞ。




同志社と相国寺はお隣です。
あ、いや、同志社は相国寺から土地を借りて出発したのでしたね。
キリスト教の学校に敷地を貸した仏教寺院、そのことを初めて知った時は明治の京都がいかに先進的であったか、とちょっとした感動でした。


さて、相国寺です。





今回の「京の冬の旅」では、法堂、方丈、それに塔頭寺院の光源院と慈雲院が特別公開です。




相国寺の中を通って、、




まずは、光源院さんに拝観です。



 

襖絵を、大変興味深く拝見しました。
十二支の襖絵も見事でしたが、新しく制作された加藤晋画伯の襖絵が、何とも美しく、、、



ネットより拝借した画像を載せますね。


この桜の田園風景の中に1体2センチくらいの七福神が隠れていました。
七福神を桜の花影に見つけた時、花吹雪に幻惑されたような幸せな気分になりました。


こちらもネットより拝借です。



左側が冬、右へ行くにつれ、春になっていきます。
六地蔵、鶴の恩返し、猿蟹合戦、狐の嫁入り、西遊記、、
などなどがやはり極小サイズで描き込まれています。
安野光雅の「旅の絵本」を思い出しましたが、あちらとは全く違う世界観です。
見つけて楽しむというゲームの楽しみではなく、それら全てが同じ世界に、冬と春の世界に包まれて皆違和感なく存在している穏やかな風景に包まれる幸福。


気持ちがほどけていくような美しい襖絵でした。






お庭は、さほど大きくはありませんが、十二支の庭、こちらが有名なようです。



私には、未だけはわかりました、が、、、爆笑



相国寺は臨済宗、禅宗ですから、石庭ですね。



この日はとてもよいお天気だったのですが、石庭の石が、日に煌めくように白く光って、とても綺麗でした。




このあと、法堂と方丈へ向かいます。