11月14日。
平山郁夫美術館のあと、しまなみ海道を再び走りました
弾丸一泊旅行が殆どの私どもには珍しく、今回は二泊三日、同じホテルに二泊です。
エントランスにはもうこんなお飾りが。
お部屋の窓からは、こんな海と波止場と島が。
チェックインのあと、食事に出て、そして戻って来て、ゆるゆるとお風呂に。
今回は大浴場や温泉のあるホテルではないので、お部屋で。
シャワーで顔を洗って、シャンプーの前に、しっかり髪を濡らして、、、
と、ここで、警報音。
火事です。
火事です。
○階から出火(実際は○階が火事です、だったかも。気が動転してるのでしょうね、細かいところは覚えていない。ニュアンスとしてはこんな感じ。)、落ち着いて避難してください。
げっ、火事?
○階は、ここ、私どもの部屋のフロアです。
マッパちゃん(笑)な私、しかも髪はびしょ濡れ。
因みに只今の私は、シニヨンが結えるようにある程度の長さにはしてあるのです。
そんなにロングという訳ではありませんが、パフォーマンスに必要なのでね。
セミロング、と世の中では言うのでしょうか。
髪と頭皮が可哀想だから、あんまり引っ詰めたくないのですが、、、
あ、もとい、髪が長めだという話。
とにかく、乾いたタオルでゴシゴシ、避難はどっちだっけ?と思いながらあたふたしていたのですが、緊急放送はパッタリ無言。
ん〜?
誤作動?
ガウン着ましたが、し~んとしているので、
誤作動だな?
と思って、ガウンを脱ぎ、やれやれ、再び頭からシャワーを浴びたその瞬間に、
火事です!
火事です!
今度は警報音も鳴り止まない。
えー、火事って、、、火事
晩ごはんのアルコールと一日運転の疲れからベッドでひっくり返っていた夫も流石に起きてシャツを着ている。
既に1回髪を拭いて濡れているタオルで髪をがしがし拭いて、下着をつけて、着るモノ着て、、
貴重品の入った小さいバッグを持って、廊下に出たら、宿泊客がぞろぞろ歩いて来る。
スタッフさんが、非常階段へお願いします、と誘導していました。
廊下のどこかから煙と炎が迫ってきたら、、と思っていましたが、今のところそのようなことはなさそうです。
皆さんスーツケースをガラガラ引いたりしています。
勿論私達のように小さなバッグしか持っていないお客もいますが。
○階からフロント階まで非常階段を降りました。
ホテルの男性スタッフさんがふたり(たったふたり?!)、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、私達の前を行き過ぎるたび「暫くこちらでお待ち下さい」と声をかけてパタパタと。
そのうち警備会社の人が来て、ロビーにて待つこと数十分。
髪がだいぶ乾いた頃、
「警報は誤作動でございます。お部屋にお戻りいただいて大丈夫でございます」
と言われて、やっと皆さん動き出しました。
しかし、エレベーターは作動せず、○階まで非常階段で昇るという、夜中の運動
スーツケースを持ち出していた方は大変であったことだろうとお察し致しますわ。
私どもは、スーツケースが上から落ちてきても嫌なので(ウソウソ)ゆっくり、人波が去ってから、最後に昇りました。
部屋へ入るとき、廊下の奥の方で警備会社の方とスタッフさんとお客が数人で話しているのが見えました。
誤作動の元になったお部屋かしら。
この日3回目、シャワーを頭上で開栓、
このタイミング、また鳴動するなよ~
と、念じながら。
無事、2度あることは3度なく、シャンプーできました。
小さな波止場というか、港に面した朝のダイニング。