11月14日。
福山の明王院のあと、レンタカーを走らせてしまなみ海道へ
。。。
海が美しすぎて、チョコは少々コーフン気味、、
瀬戸の内海は、外海でないからこその穏やかな、とろりとしたうねりのような海面と小さな波立ち、それがきらきらして心に反射するかのようです。
しまなみ海道、作った方たち素晴らしい。
船で渡るのも無論情緒ありますが、これはこれで楽しめます。
あ、運転は夫ですが
生口島、割と大きな島です。
ここの、瀬戸田(柑橘、瀬戸田のみかんが有名ですが、最近特にレモンが有名)という所の小さな山の上にある向上寺にお参りしました。
下から眺める三重塔。
山門から本堂への道から、遥かに海が光るのが見える。
年配の女性が、お寺の境内を清掃していた手を休めて、ご朱印を書いてくださいました。
曹洞宗の寺院です。
御本尊は聖観世音菩薩さま、秘仏ですので三十三年に一度のご開帳、今回はお会いできません。
三重塔が本堂の少し上に登ったところにあるのですが、そちらが国宝です。
お塔は当然古びていますが典雅な姿です。
温暖な瀬戸内に相応しく、南国を思わせる植物。
これもソテツのような?
三重塔の後ろをぐるっと回って、狭い段々をかなり登ると、てっぺんに着きます。
瀬戸の内海。
感動的な眺望が待っていました。
画家の平山郁夫は、この瀬戸田の生まれで、向上寺にもよく遊びに来ていた由、この三重塔と海を見下ろす場所は彼のスケッチポイントであったそうです。
海の輝きと穏やかな風があまりに感動的でしたので、一昨日動画だけアップしたのでした。
私の子ども時代には、たったの6年間でしたが、この瀬戸内海の輝きがいつも近くにあったのでした。
この海の輝きを、この拙い写真で伝えるには無理があるのはわかっているのですが、、、
ちょっとばかり言葉を失う風景でした。