鹿途中から人力車に乗って移動。二月堂です。高いですね。人が多かったです。鹿の鳴き声、悲哀を感じるというか、物哀しく響きます。人だらけなのにそんなふうに感じる自分は、「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき」と詠んだ古代人の気持ちに少し寄り添えるかしら。いや、きっと寂しすぎて辛いでしょうね。鹿は元気に跳ね回っていたり煎餅をねだったりしていましたけど。