日に日に様子が変わっていく夫
その頃の私は気遣う余裕は
ありませんでした。
自分が「良かれ」と思って
起こした行動
「良い方向」へと向かわないのは
おかしいのでは?
そこに気づきもせず
ただ、自分には不向きなことに
心身をすり減らす日々
責任感からか意地なのか
はたまた、現実を知ったが故の
諦めなのか
とにかく毎日、仕事には向かうが
夜、帰宅する時間が遅くなって
いくのでした。
結婚して15年、寄り道など
したことない人が
何時に帰ってくるか
わからない生活になりました。
寂しいとか悲しいとかは
全く思いません。
ただ、情けない、と
思っていました。
繰返しになりますが
より良い人生の為に
転職を決めた人間が
以前より「悪く」なる方向へ
進むなんて
なんの計画もなく
いきあたりバッタリの選択
この「人生の賭け」は
あまりにも失うものが大きく
大切な人間に大きな犠牲を
押し付けることになるとは
私は思いもしませんでした。
が、夫はわかりません。
元々、人の痛みには鈍いので
もしかしたら今でも
犠牲にした事には
気づいていないかも
知れません。
その根拠はずっと読んで頂ければ
判明すると思います。
確かに私も冷たいかも知れませんが
温かい気持ちになりようがない、
そんな毎日を送っていました。