二度目の行方不明から何日が過ぎたのでしょうか
義兄から電話がきました。
「確かめてはいないが居場所らしきものがわかった」
なんだかイヤな予感がしました。
それがなんなのか次の言葉で気がつきました。
「実は母さんが余計な事したらしい」
会社名等は出せませんが
そこが嫌で逃げ出し行方までくらましたのに
あろう事か同業の営業マンが自宅に来た際に
夫の話をしてしまい就職をさせてもらうことになったというんです。
考えてもみてよ
親の話だけで「はい、いいですよ」って会社、ありますか?
昔からの知り合いでもなければ
見ず知らずの家に飛び込みで営業に行った先の息子
しかも40も過ぎて会社を辞めて無職の人
とにかく、その営業マンに託したという訳です
義兄は実の母に矛先が向かぬ様に
懸命に牽制をしていました。
挙句に言った言葉は
「俺らの弟だけどお前の旦那なんだから自分でなんとかしろ。
コレ以上は知らない」
呆れてしまいました。
確かに言ってることは間違いじゃないです。
内心思いました。
「別れてしまえば私は他人。
でも貴方たちには一生、家族だわ」と。
この時の就職(と言えるのか)は私たちを
窮地へと追い込むものになったのです。
