来る日も来る日も携帯に電話し
メールを送る日が続きました。
数年前、弟が東京の大学に通っていたとき、
同じように連絡が取れなくなってしまった事がありました。
両親が心配して私に泣きついてきたので
警察に届けた時に
「基本的に成人が行方不明の場合は捜索は行わない」と
言われました。
事件性がない限り自分の意思で行動していると
思われる訳です。
その際、興信所に相談したのですが
とても親切な方で「捜索費用は莫大なもの」なのでと、
仰って探すコツを教えて下さいました。
ま、弟は無事に見つかり首根っこ捕まえ実家へ
送り返しましたが(笑)
そのことがあるので警察には届けませんでした。
ただ数日が経過していても携帯が通じていることから
連絡手段を絶とうとしていないことが伺えます。
今のうちに見つけ出さなければ、と気持ちは焦りますが
探す手立てがない。
おまけに自由には動けない。
この時も興信所に相談を試みました。
やはり費用がかなり高額になるので
自分で探すことを勧められます。
その際に的確なアドバイスもつけて下さいました。
そして有難い事に
「ご家族皆さんを集めて下さい。皆さんで探した方が早い。
その方法をご説明しますから」とまで言って下さいました。
夫の辞職の際の散々な言われように、
連絡を避けていた義父に電話を入れました。
夫が行方不明であることを告げ
搜索に協力して欲しい旨を説明すると
「なんの為に探す?大人なんだから必要ないだろう」との言葉。
確かにそうかも知れないけれど
状況的には楽観出来ない要素もあり日にちも経ちすぎている。
生存の可能性があるうちに見つけたい、とお願いしたのですが
「必要ない」の一点張り。
この時、夫が実家に身を寄せていたのであれば
この言葉も頷けますが、行ってはいませんでした。
それでも、この対応です。
やはり電話するんじゃなかったと後悔しましたが
そんな人に惑わされている場合じゃないので
興信所の方にその旨を連絡。
「そんな対応は初めて」と驚いていましたが、まずは
探すことをしなければ・・・・
頂いたアドバイスを参考に乗っていった車を目印に
所持金は多くないしカードは持っていないことから
昼間は郊外のパチンコ店の駐車場、
夜はネットカフェの駐車場、と可能な限り探してみました。
これもまた雲を掴むような作業で
正直、虚しさだけが募るのでした。