小学生の頃
学校の図書室で、怪盗アルセーヌルパンを読んで、すっかりハマってしまった
全集を読んだ
そんなことを、懐かしく思いだしたのは、日本橋高島屋で大黄金展が開かれていて、会場から純金製の茶碗1000万円が盗まれたという、ニュースを見たからだ
物語だと「今日、黄金のカップを頂きます」と、ルパンから挑戦状が送られる
「頂きました」というルパンの手紙も残っていないし、探偵を誘惑する絶世の美女も登場しない
大勢の警備員が配置されていたらしいし、
監視カメラや、電子防止設備が用意されているだろうこの時代に、原始的な手段で持って行かれるとは
大谷選手の口座から盗まれた金額が、数億円と聞いてびっくりしていたら、もしかしたら桁が違っているかも知れないというのにもショックだ
指先で大金を盗める現代、ルパンはもう時代遅れと思っていた
黄金の茶碗盗難事件に、懐かしさを感じてしまっては、いけないよね
反省