リラクゼーションルーム・メリッサの

リラクゼーションセラピスト

妊活支援カウンセラー

加藤 眞妃です虹

 

 

いつもご覧くださって

ありがとうございます。

 

 

今回は、先月3日に亡くなった

祖母のことについて

何回かに亘って綴っています。

 

 

先回までの記事はこちらです。

「おふくろ」と呼べた日①

「おふくろ」と呼べた日②

「おふくろ」と呼べた日③

 

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↑遅咲きの彼岸花が咲く10月の始め

祖母は天国へ旅立ちました。

 

今年の本格的な暑い夏を迎えた頃から

食事をほとんど摂らなくなった祖母。

 

 

お世話してくださる施設の職員さんたちが

あの手この手で

食事や給水を試みてくださいましたが

 

 

その甲斐はほとんどなく

腕からの点滴で最低限の栄養を

補給する日々が2カ月ほど続いていました。

 

 

「もう長くないかもしれない」

そう主治医に告げられてから

私は1度だけ、娘たちを連れて

父と共に祖母に会いに行きました。

 

 

祖母が施設に入ってから

初めて祖母と対面した娘たちは

自分たちが知る「ばあしゃん」の

あまりに変わり果てた姿に

やはり、ショックを受けてしまい

 

 

長女は「帰りたい」

と、言い

次女は「かわいそう」と

泣き出してしまいました。

 

 

「おーーーい!!!分かるか???

まおちゃんとさおちゃんが

来てくれたぞぉ!!!」

 

 

そう父が耳元で叫ぶと

「・・・ふぅ・・・ん・・・」

と、声にならないような声で

辛うじて返事をしました。

 

 

そんな状態でも祖母は

私がいつものように

「おばあちゃん、帰るね」

と、言うと

 

 

声は出しませんでしたが

それまで通り

しっかりと私の手を握り

 

 

「また来てよ」

と、笑顔で言ってくれていた時と

変わらぬしぐさをしてくれました。

 

 

私は、本能的に

「眞妃だ」

と、分かってくれているのだと

はっきりと感じました。

 

 

私と娘たちが

祖母の生きている姿を見たのは

これが最後でした。

 

 

それからは

祖母の呼吸が変化するたびに

母の携帯に施設から連絡が

入るようになりました。

 

 

ある日、母から

私に電話がありました。

 

 

「今日お父さんとね

おばあちゃんの様子を見てきたよ。

もう近いね・・・。

喪服の用意はいい?

でね・・・お父さんがさ・・・

俺はもういいから。

死んでから連絡してくれって

施設の人に言うんだよ・・・。

・・・あんまりかわいそうで・・・」

 

 

母は泣いていました。

 

 

「もうそれならそれで仕方ないから

私たちが看取ってあげよう。

お母さんに連絡もらえるようにして

連絡来たら、すぐ私に電話して」

 

 

私も泣いて、電話を切りました。

 

 

そうして、祖母が危ない際は

母に連絡が来ることになりました。

 

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10月3日午前5時頃

私の携帯が鳴りました。

母からでした。

 

 

「おばあちゃんね

もう息をしてないって。

今からすぐ行ってくるから」

 

 

母は慌てた様子で

電話を切りました。

 

 

隣で寝ていた主人が

「どうした?」

と言うので

「おばあちゃんが・・・」

と口にしたとたん

 

 

私は、自分が

看取ってあげられなかった

悔しさと悲しみで涙が溢れ

止まらなくなりました。

 

 

「かわいそうに・・・

ひとりぼっちで・・・」

そう泣きじゃくる私を

主人は何も言わずに

抱きしめていてくれました。

 

 

私は

しばらくは泣きましたが

 

 

「しっかりして

お母さんを助けなきゃ」

 

 

そう気持ちを切り替えて

いつも通り娘たちを

小学校と幼稚園に送り出し

 

 

急いで祖母のもとへ

向かいました。

 

 

祖母は、施設から直接

葬儀社へ運ばれていました。

 

 

祖母の亡骸と対面して

私は、久しぶりに

声をあげて泣きました。

 

 

もう、祖母の笑顔は見られない。

 

 

もう、祖母に「眞妃・・・」

と呼んでもらえない。

 

 

記憶の中にある祖母の声が

頭の中で駆け巡りました。

 

 

認知症になってしまってから

父と母は

自分たちのことを忘れられることに

神経質になっていたけれど

 

 

私は、それは仕方がない

と思っていました。

 

 

たとえ、自分のことが分からなくても

優しく接してあげればいい・・・

 

 

私が「おばあちゃん」って

呼んであげられたなら

それでいい・・・

 

 

そう思っていたけれど

いざ

永遠にそれはないんだと

現実を目の当たりにしたら

 

 

悲しくて悲しくて

 

 

つきなみですが

もっと、ああすればよかった

こうしてあげればよかった

と、後悔の念のようなものが

押し寄せました。

 

 

「おばあちゃん

よく頑張ったね

よく頑張ったね

おばあちゃん・・・」

 

 

私は、祖母の頭を撫でながら

しばらくその場を離れることが

できませんでした。

 

↑祖母と一緒に撮った最後の写真です。

広間に出ていた祖母を見たのも

この日が最後でした。

 

次回の記事に続きます…黄色い花

 

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