リラクゼーションルーム・メリッサの
リラクゼーションセラピスト
妊活支援カウンセラー
加藤 眞妃です
いつもご覧くださって
ありがとうございます。
今日１１月２３日は
先月３日にこの世を去った
私の祖母の誕生日です。
もし、生きていれば
満９０歳を迎えるところでした。
↑先日四十九日法要を済ませた時に備えた白菊です。
祖母については
以前、ブログでも何度か
綴ったことがあります。
この記事がその代表です。
祖母は、子供の頃の私にとって
自らは姑に仕えたことがなく
でも、嫁には姑面するのが当たり前で
孫は自分の自慢やほら吹きの材料であり
自分の思い通りにならなければ
叱りつけるし、時には殴る・・・
そういう、一言で言えば
傲慢な人でした。
でも、私も成人し
大人になるに連れて
祖母の良い面も見えてきました。
祖母は、どんな時も
私のことを否定しませんでした。
「あんたは悪くない」
いつもそう言って
励ましたり、話を聞いてくれました。
OLをやっていた頃
私は父と折り合いが悪く
一緒に食事をしたくない
時期がありました。
そんな時、私は
会社帰りにわざと寄り道をして
遅い時間に帰宅し
離れになっている祖母の部屋に
夕食を持ち込んで
祖母とサスペンスなどを観ながら
食べる日々を送っていました。
その時間に
会社で起こった出来事や
彼氏（今の主人）のことなど
いろ～～～んな話をしました。
祖母はビールが大好きでした。
私が部屋を訪れる時間には
祖母の夕食は終わっているので
自分専用の冷蔵庫から
季節限定のビール
（例・秋味・冬物語など
）
を片手に、鮭とばなどをつまみながら
話を聞いてくれていました。
まだ、その当時の私の中でも
祖母から子供の頃にされたことへの
嫌悪感のようなものが
残っていたと思います。
私が結婚し
なかなか子供が授からなくて
悩んでいた、ちょうど１０年ほど
前からでしょうか
祖母は、何度も何度も
同じことを言うようになりました。
今思えば、あの頃から
認知症が始まっていたと思います。
不妊に悩んでいた私に対して
結婚１０年目にして
子供が授かった自分の姉の
エピソードを、おそらく１００回くらいは
聞いたのではないでしょうか
？？
そして、こうも言っていました。
「あんたの子供を絶対に見たい。
どうしても見たい。
それまでは、私は絶対に死なない」
と・・・。
そうこうしているうちに
私は２人の子宝に恵まれ
祖母は、無事に
「ひいおばあちゃん」になりました。
娘たちは
いつからか祖母のことを
「ばあしゃん」
と呼ぶようになり
折り紙をしたり、パズルをしたり
実家の前の神社で
鯉に餌をあげたり
どんぐりを拾ったりして
よく遊んでくれました。
↑祖母との思い出がたくさんある実家の前の神社の池です。
認知症の患者さんは
新しい記憶から
どんどん忘れていく
と、言いますが
祖母は、認知症が
徐々に進んでいく中でも
娘たちの名前だけは
絶対に忘れませんでした。
それと同時期からでしょうか
父は、祖母のことを
「おばあ」と呼ぶようになり
それまで呼んでいた
「おふくろ」という言葉を
封印したかのように
口にしなくなっていました。
認知症が進む中でも
口答えだけは
達者にする祖母に対し
父は、いつも声を荒げ
実家の雰囲気は
あまり良いものではありませんでした。
そして、去年の２月・・・
大きな事件が起こったのです。
↑神社の中の林です。
ここで、子供の頃祖母とよく椎の実を拾いました。
次回の記事に続きます…
女性の心と身体とお肌を健やかに… 
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