今回は不登校についてです。前回、卒業式に出席し、欠席の生徒がおりましので多分不登校の生徒も多いのではと述べました。全国的にも不登校の生徒が増加しているようで、本人や保護者の気持ちを考えると対応が望まれます。

 

 不登校の原因は、現在さまざまで昔はいじめが多かった思いますが、そもそも学校に行かなくてはならないのかという議論もあります。現に文科省も不登校特例校など設置し、以前とは何でも学校にという考えも変わってきているようです。

 

 もちろん原因の一部であるいじめは絶対あってはならないし、家庭環境に課題があるならば、手を差し伸べなければならないと考えます。しかし不登校になっているお子さんは、純粋で感受性が豊かなお子さんが多いと感じています。

 

 私は、みんな何らかの意味を持って、人生を楽しむために生まれてきていると考えておりますので、発達段階においてはさまざまな感受性の子ども達の中には、学校制度になじめない生徒がいるのも当たり前と考えます。

 

 であるならば、その子供たちに対応した社会環境や学校に行かないことは決して駄目じゃないという社会を創っていかなくてはならないと感じます。