今回は、生命と環境や平和についてです。
いままで生命は、他者とつながっている。また人だけでなくすべての物や環境とも奥底ではつながっていると述べました。紛争や環境破壊も、結局は人間の心から始まっています。
であるならば、根本の心を変えない限り、理性や感情に訴えるだけでは変わりません。根本の心とはいわゆる生命であり、いままで述べてきた生命の法則イコール自然の法則にのっとった生き方を身に着けていくしかありません。それは自然のように自身の生命を信じ、他者を信じ、すべての物や環境にも通じていると信じ行動していくことであると考えます。
紛争や戦争も、心から始まり、心の行き違いが国同士になると紛争まで発展します。価値観や考え方の違いは国が違えば当たり前であり、それを生命の次元で同一と捉えない限り、理解はできないと感じます。
また環境についても人間と環境は生命の奥底でつながっていると感じない限り、根本的には搾取したり、破壊は止まらないと感じます。
現代社会は、目に見えるものしか信じない(理解しない)傾向がありますが、実は自身の生命について探求していくことが一番大切であり、価値ある生き方、人生を楽しく、正しく生きていくあり方ではないでしょうか。
→生命ってなんだろう(おわり)