『 八月や六日九日十五日 』
先の戦争を忘れないためにとの思いを込めて詠まれた有名な句だ。
今年1月に亡くなった作家半藤一利さんが、晩年この句の意味が
理解出来ない人が現れたことに危機感を持っていたとの記事を見た。
昨日私が首相の経験者にも戦争を知らない人が多くなった。
戦争を知らない人が日本国の国政を司ることに不安を感じると
書いた。昨日の式次第を一年前の式次第と同じ文言で堂々と
朗読すること自体、本当に戦争の惨禍を繰り返さない決意を
感じることは出来ない。
76年前のことは学校で習う歴史では近代で無いかもしれない。
しかし、戦争を二度としないと過去の国を司った人は語った。
また教育でその様に教えなくてはならないはずだ。
国民の大半が戦争体験者で無くなって行くと、平和ボケしていく
戦争の惨禍を繰り返さないことを繰り返し繰り返し教える必要を感じる。
本日の絵手紙「コヒルガオ」
道端や畑、空地などどこにでも生える。
ヒルガオより小さいのでコヒルガオ解り易い。
左巻で他のみのに巻き付く茎。葉は互生
三角状針形で基部は鉾形に張り出す。
葉のわきから花柄を出してひとつ花をつける。
花柄の上に縮れた翼があり花筒と萼を挟む
ように三角形の苞葉がつくのが特徴。
2021-08-17 lupinsansei