確か2016年の診療報酬改定で、禁煙治療を若者にも受け易く
するために、それまで一日の喫煙本数×喫煙年数か200以上の
人が公的医療保険を使用して治療を受けることが出来た。
これでは、10代や20代の人はほぼ当てはまらないため
35歳未満の者にはこの条件を撤廃して禁煙治療をうけて禁煙を
国が奨励していたのだ。ニコチン依存症がひどくなるのを防ぎ、
将来、がんや脳卒中などの重い病気になるリスクを下げることに
期待をかけていたのだ。厚労省の試算で当時この世代が生涯に
必要となる医療費を132億円減らせると言っていた。
この時に、私は一日20本は喫煙し、周りから禁煙を薦められ
ていたが、私に喫煙による実害は無いと無視していた。しかし
タバコが因となる病を患い高額の治療費を消費する立場になった。
後悔先に立たず。未だにニコチンの誘いに苦しんでいる。
今月22日の厚労省が「加熱式たばこ」を吸う人の禁煙治療に
来年4月以降公的医療保険が使えるようにすると発表した。
2006年度からタバコの「ニコチン依存症」の治療に医療保険が
適用されるようになり、15年経過今回はその範囲を広げていき
将来的な医療費の抑制をもくろんでいる。
禁煙一年未満の私が言うのも可笑しいが、販売価格の約63%
税収は国として魅力なのだろうか。医療費が増加するのを抑制
するよりも、製造販売を禁止すればどうだろう。
本日の絵手紙 「ウバメガシ」
材が、日本の木では最も重く、比重が1.01
金属音がするほど堅い備長炭が焼けるわけだ。
農具の柄や、舟の櫓に使用されていた。
和歌山県の県木である。
今は全く見ませんが、既婚女性のお歯黒は
この木の樹皮を煎じて歯を黒く染めたそうだ。
2019-11-25 lupinsansei