いつも、さんきゅーを応援していただきありがとうございます。
まだまだ、寒い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
能登半島では、インフラが復旧せずに、不安の中で過ごしている人たちがいるかと思います。一日も早く安心な生活ができることを願っています。
また、コロナ、インフルエンザ共に流行っていますので、体調管理には十分に気をつけてください。
さて、私事ですが、毎年この時期は学生達に向けて、会社説明会で話をしています。学生達は就職に向けて、様々な準備をして、数多くの企業の採用試験で満点を目指しているように思います。
高校受験、大学受験や恋愛などもそうかもしれませんが、私たちはいつの間にか、数多くの学校、企業、恋愛対象の方たちなど、全てから満点 をもらえる事を目指すようになってきたように思います。
しかし、就職を考えてみても、日本中、全ての企業にとっての完璧な学生(人材)などいるのでしょうか。全ての男性(女性)にとっての完璧な人などいるのでしょうか。
そんな学生達の完璧を目指す就職活動の姿を見る度に、レゲエの神様と呼ばれた【ボブ・マーリー】の言葉を思い出します。
【ボブ・マーリー】は、レゲエ好きでなくても、その名前といくつかの名曲は聞いたことがあるかもしれませんが、ジャマイカの世界的なレゲエシンガーです。
彼が、「どんな人が完璧でしょうか?」と聞かれた時の答えです。
ボブ・マーリーは、このように答えたそうです。
「その人が、完璧かどうか、なんて実は誰も気にしていないんだよ。月だって、綺麗だけど完璧ではない。近くで見たらクレーターも沢山ある。
海だって、信じられないほど美しいけど、塩辛いし、深く潜ったら真っ暗だ。空だって、いつも無限を感じさせてくれるけど、曇っていることもよくあるよね。
だから、すべての『美しいもの』は、完璧なのではなくて、『特別』なんだ。
だから、すべての人は『完璧な人』なんて求めてなくて、自分の人生にとっての『特別な人』を求めているんだ。すべての人は、完璧な人になんてなれないけど、誰かにとって特別な人になることはできるんだ。
全員によく思われようとして「完璧であろう」とすることを止めるんだ!それよりも、挑戦して、自分を生きることが大切なんだ!」
完璧な人を求めるのではなくて、誰かにとって特別な人になること…
私たちのサービス、私たちの仕事、私たちの存在が、お客様や仲間たちにとって特別な存在になることを目指したい!!と、改めて思います。
今月も、ありがとうございました。
株式会社 さんきゅー 代表取締役 長井正樹