無邪気な彼女と彼 | 39-message

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ひとり言、書いちゃえばすっきりするかな…

「あそぼ!」


5歳の男の子が2歳の女の子を誘いに来た


2歳の子はうれしそうにはしゃいで


「いい?」とママに聞いて、靴を履き始める


その様子を見ていた私に


5歳の子は「自転車の補助車を外したよ!」


と話してくれた


初対面の私なのに、彼にとっては


自転車が一人で乗れたことが


よほどうれしいことなのだろう


自分もそうだったことを思い出した


それから、自転車と三輪車でぐるぐる回って


楽しそう…


自分は重い気持ちを持ったまま


眺めていた


いつもだったら一緒に遊べるのに


ただ眺めるしかできなかった


でも、子供の無邪気さは不思議なもの


ただ立って見ている私に


近づいてくる「こっち」と


2歳の子はイスを差し出してくれた


二人で並んで座った、うれしそうに笑ってくれる


つられて笑顔になる


5歳の彼はひたすらぐるぐる


自転車の楽しさを身体で味わってる


転んでもまたぐるぐる


私がくしゃみをした


ぐるぐる回っていた彼もしばし休憩


心配そうに私の前で止まった


「おばちゃんと思ったけど、お姉ちゃんかな?」


私を見て何度か繰り返し言う


なんてかわいいことを言ってくれるだろう!


それを聞いた私より1つ年下の友達


「ん?そっちがおねちゃんで、私は?」


「おばちゃん!」


「んん??待ってよ!私がおばちゃん!?


歳は変わらんけど…」


「おばちゃん!」


どうも二人はいいコンビらしく


会話を聞いていると面白い


「おねえちゃん、どこにすんでるの?」


「あのね、おねえちゃん…」


どうも5歳の彼に気に入られたらしい


そんな無邪気な彼らのおかげで


重い気持ちが少しずつ軽くなっていく


二人に助けられた


「お姉ちゃんまた来てね!」


と約束をして分かれた


今度は思いっきり遊んでもらおう!