備忘録番外編No.3
小生の人生の中で果敢な青春期に過ごした「東京都立秋川全寮制普通科高等学校」の設置趣旨を少し書いておきます。
昭和39年2月25日の第1回定例都議会において、当時の小尾虎雄教育長が答えた内容を抜粋して記述します。
"都民が一時海外あるいは他府県に転出するもので、子弟を、連れていくことができないものにつきまして、後顧の憂いを除くという意味において設置を致したわけでございます。
東京都は非常に人の出入りの多い都市でございまして、一時都を離れてまた帰ってくる者の子弟を一時お預かりするという施設は東京都こそ最も設置を必要とすると都市であると考えております。
しかし、これがまた、先生と生徒とが起居を共にするという形態をとることによりまして、従来他の高等学校に見られないところの一つの新しい教育的事実に直面するわけでございまして、このような教育形態というものは私は今日の日本の教育界において、ぜひ必要である、こういう確信を持っているわけでございます・・・・・"
続いて、昭和39年4月16日の文教委員会において、全寮制高校な新設計画の概要が説明されました。
[都立全寮制高等学校新設計画概要]
一、目的
都民である保護者が勤務の都合等により一時都を離れたため保護者と別れて生活しなければならない子弟の、ために高等学校教育の場を提供し、あわせて高等学校入学難の緩和をはかるため、全寮制の高等学校を、三カ年計画で建設する。
ニ、設置場所
西多摩郡秋多町
三、特色
(1)全生徒が入寮し、生活を共にする。
(2)教職員の約三分のニは構内に居住し、生徒の訓練指導にあたる。
(3)男子生徒のみの普通課程高等学校とする。
(4)特に体育の練成に配慮し、スポーツマンシップを涵養する。
この様なことを経て我が母校は設立され、小生は1期生として入学しました。