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拠るべき場所


だれかの心が集まる場所に限って

大きな木が生えて

いろんな動物が体を休めに来る。

人間も本能的にそんな場所を求めている。


パワースポット?ご神体?不動尊?


いろんな名前が付いているけど

結局は心の拠り所なんだろう。

なんとなく、心の惹かれる場所を、

更に解りやすく素晴らしくしてやろうと

名前を付けて、厳めしい建物を建てるんだろう。

その場所に神様がいるかどうかなんて判らないけど、

多くの人が記憶に焼きつけて

そこに向かって気持ちを飛ばすことで

いわゆる神様というような超越的な力が働くようになるかもしれない。

人は物理的な力だけじゃなく

精神的な力も持っているから

心の集まる場所に 何かが起きるのは不思議じゃ無い。

あるいは心の集まる人にも何かが起きるはずだ。

有名人の持つオーラはきっと

彼らがもともと持っていて表現されるものであると同時に

多くの人がそこに気持ちを投げかけているから現れるんだろう。

知らず知らずのうちに、僕らは誰かに力を分けていて

その配分によって現れる力がひとそれぞれあるんだろう。


こんなことには何の根拠もないし

多くの力を受け取るひとがただ素晴らしいと言いたいわけでも無い。

ただ、身近な大切な人や友人たちと少しの間離れているとき、

ある日突然不安に襲われるときがあって、

その瞬間きっと僕は彼らに心を送るのを忘れているのに気付き

同時に彼らも心を受け取っていないことに気付いているんだと思う。

そこに僕は人間のテレパシーを感じる。

大切なコミュニティーの質を下げないため、失わないための力を感じる。















こびと


 大人にならずに子供でいないで自分になろうぜ

って歌をちょっと前に聴いた。

 大人になれるのかな、自分は子供かな、なんて

考えることは誰にでもあるんだろうけど

その悩みの中にある違和感がどうしても気持ち悪かった。

けど、あの歌を聴いて、あの歌の結論を

今のところ借りてみようと思った。

 簡単な言葉だけど、すぐに思いつく言葉じゃない。

伝わりやすいし、反論もされやすいし、良いことずくめ。

ガチガチに固めた言葉は伝わらない、反論もされにくくて議論も生まれない。

 単純化する人が、他の人の内部を掴んで、動かせるんだと思った。


 1月13日、久しぶりにお父さんに会って、初めて一緒にお酒を呑んだ。

同時に、気持ちの面で初めて向かい合うのだという気持ちで隣に座った。

でも、お父さんは「本当に向かい合ったことが一度だけあった。」と言った。

 なんのことやらわからなかったけど、最初で最後に僕を本気で叱ったことだそうで、

初めは思い出せなかったが、よくよく聞いてみるとゆっくり思い出してきて、

最後にはビデオに撮影された映像があったんじゃないかと思うほどに鮮明に思い出した。

(確認したが、ビデオに撮影はされていないらしい。)

 状況は、近所の公園にて、僕が自転車の補助輪を外して練習するのにお父さんが付き合っていた時。

今の僕はどうかしらないが、当時幼稚園生の僕はどうしようも無いくらい

意気地なしで、もやしっ子だった。ゲームが大好きで好きなもの以外食べない、

幼稚園に行くにもだっこで見送ってもらう始末。

 そんな子が、転ぶ危険を察知しないはずはなくかなり自転車を渋ったが、

「みんな乗れるんだよ?」と脅されたので仕方なくがんばっていた。

 もちろん練習は難航を極め、全身傷だらけになり、僕は自暴自棄になった。

出来ない自分に腹を立てまくり、自転車を放置して号泣しながら猛ダッシュで帰宅しようとしたらしい。

 そこでお父さんは、向きあうべき時は今だと思ったらしい。

本気で僕を叱って、自分の物は自分で責任を持って片付けろと言った。

相当渋った後、やっと観念して僕はかわいい、小さな自転車を片付けた。

 その頃、お父さんにとって人生はめちゃくちゃだったそうだ。

どんな風にめちゃくちゃだったかは聞けなかった。

またいつか、聞くときは来るかも知れないが今ではなかった。

とにかく、めちゃくちゃで、ずっと僕と一緒に居られないかもしれぬという予感はあったんだろう。

だから、一つでも何かを教えたかったんだろう。

 お父さんは酔っ払ったら、何度も

「一つしか教えてやれなかった」

と言った。しかし、仕方ない事だと思った。

これからで良いから色々教えてくれと言ったら、曖昧な返事をしていた。

きっと自分の人生を教えることが僕にとって良いことなのかどうか迷ったんだろうと思う。

 お父さんはぽつりと、

「自分の理想を求めると、それだけみんなに迷惑を掛ける」

 と言った。実感として、体験として言っているんだから、すごくリアルな言葉だった。

「お金を稼ぐことを、ただ汚いことだと思うな」

 と言った。夢を追って、仮にそれがお金になった時、

その夢の価値は下がることは無いという事。

単純に、そうだったら良いな、と思う。

「昔の事、伝統や古い心が好きみたいだけど、
 
 変化する状況、文化、精神を冷静に見て評価しろ」

 と言った。確かに、僕には新しいことを批判する癖が付いていた。

あと、お父さんに言われたのではないが、一緒に行ったお店の人に言われたこと。

「経験すること、とにかく経験すること。人に話をするよりも
 
 人から聞くことに大きい価値が見いだせるようになること」

「そうやって人から色んなことを聞いて、
 
 自分の理想の幼稚な部分、間違った部分を洗い出せ」

 大体、こんな言葉だった。

忘れたくないと思ったことばかりだったのでここに残して置きたい。

 自分の理想は、どこまでも未完成だったと思い知らされた。

聞いて、覚えて、反芻して、自分を見つめ直す。

何度でも繰り返してやろうと思う。

発信を選択すること


心が躍動してると、気持ちを伝えることができます。
負の気持ちでも、正の気持ちでもそうです。

おとなしくて動かない心でいると、気持ちを伝えることが出来ません。

伝えられないというのは僕にとって恐怖でしかないので
心を躍動させようとじたばたしています。

しかし、なんでもあけっぴろげだと、
どうにもつまらなく映る人間になってしまうだろうとも思います。

心が躍動するべき所で輝いて
素晴らしい言葉で、動きで、音で気持ちが伝えられるようになりたいです。

考え過ぎたら、体の中に、汚れた水が何度も行ったり来たり。
心をひろげて見せて良い瞬間になったら
すぐに全部出してしまおう。

怪我するのなんて考えないで、高いところに行って遊んだり
岩の上を歩きまわったりした

あのときみたいに。

さあバイトにいくぞ。

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