トラウマ出産レポ⑦完全に折れた心での出産 | 妄想の檻から脱獄!あなたをひらく、フォトグラファー秋月雅

 

全力いきみをする中で
赤ちゃんが産道を通ろうとして進んで、、

 

スポンと元に戻る感覚がわかりました。

もう何が何だかわからない。
スポンちゃうで息子!

 

 

いきむとき
息を止めて全力を出すんですけど
そんなん日常生活でやったことがなくて
ほんと毎回意味不明に思いながらやってました。

 

陣痛の間隔(助産師さんは張りって言ってたかな)がわりと長いらしく
普通はもっと短いスパンでやってくる
なんて話を夫と助産師さんがしてた気がします。

 

ママが休めるように
赤ちゃんゆっくり降りてきてくれてるのかもね〜なんて言ってました。
陣痛の感覚が長いのも短いのも
どっちにしろ恐怖でしかなかったです。

 

で、
また次のいきみで
血管切れて死ぬんじゃないかというくらいいきんで
途中まで赤ちゃんが降りてきました。

 

今までにない痛み
絶叫。

ギャ〜〜って言ってたんじゃないかな。

 

「引っかかってるね〜」なんて言われながら
次のタイミングを待ち、
そこで最後のいきみ。
もう終わらせたい一心でした。
終わらせないと私が死ぬ。

 

合図で
いきむのをやめて
呼吸の仕方を変えたり(細かく覚えてないです)
はっはっは、で終わったのかな。

 

メリメリメリ、って感じで
赤ちゃんが出てくる感覚を感じました。
噂に聞いてた「ドゥルン」で
赤ちゃん誕生。

 

 

書いてて泣けますね。
終わった瞬間でした。

 

もう、嬉しいとか感動とか
一切なく。

ただただ
「終わった」

 

そんな放心状態であとの処置をしてもらいました。

バタバタと先生や助産師さんが一気に増えて
「あ、こんなに人おったんや」なんて思ってました。

 

 

赤ちゃんの臍の緒カットは
自分でしましたが
ぼーっとしたまま
無表情で言われた通り2.3回に分けて切っていきました。
メガネしてないから見えへんかったし。

 

胎盤は力入れなくてもでてくるからねーと
助産師さんが作業してくれるのを感じながら
ボーッとしていました。

 

血圧が高かったので
チカチカしてない?とか
いろいろ聞かれましたが
放心状態で受け流す感じに。

 

 

体力0
メンタル0

 

 

ってこんな状態なのかと
「無」な感じでした。

すぐに胸元に赤ちゃんが置かれ
ないてるけど
近すぎて見えないし
メガネもかけてなかったからよくわからないし
実感がないまま
でも
胸の上に
小さな人がいる
そんなことをぼんやり思っていました。

産めたんだ・・・
そう実感した瞬間でした。


よくある
ベッドの上でのお母さんと赤ちゃんが並んで写る
「出産しました写真」
お母さん、泣いていたり笑顔じゃないですか。
わたしは笑えなかったなぁ。(続く)