なぜ、あの人は、わかってもらえないのか? | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

言葉を選ぶ前に。

 

 

 

週イチ非常勤の私立高校。

 

 

「先生、ちょっといい?」

 

 

昼休み、Sさんからの相談。

 

 

「最近、Uにムカついてるねん。」

 

 

あら、Uさん?

いつも一緒にいてるやん。

 

 

「あの子、受験勉強で付き合い悪いねん。」

 

 

Sさんは、すでに専門学校に合格。

Uさんは、秋から本番。

 

 

「いちおう、私もそこは気を遣ってるつもり。」

 

 

だよね。

 

 

「でも、余裕ないのか知らんけど。」

 

 

けど?

 

 

「LINEの返信も遅いし、既読スルーも。」

 

 

気になるね。

 

 

「なんか私がムカつくことでも言ったのかなって。」

 

 

訊いてみたの?

 

 

「そんなん、訊かれへんわ、こっちから。」

「向こうから何も言ってないのに。」

 

 

まあ、そうか。

訊きにくいよな。

 

 

「Uは、Uで。」

「わかってるはずやねん。」

「私がイラッときてるの。」

 

 

だろうね。

 

 

「なのに、何もないのはどういうことって。」

 

 

ちょっと寂しいね。

 

 

「寂しいっていうか。」

「ムカつくねん。」

 

 

なるほど。

 

でさ。

ほんとに縁を切るぐらいムカつくなら。

私に相談したりしないよね。

 

 

「うーん・・・まあ。」

 

 

何とかしたいんだよね。

仲直りして。

以前みたいに。

 

 

「ムカついて、なんか。」

「よおわからんけど。」

 

 

けど?

 

 

「・・・そうかも。」

 

 

はは。

したいよ、もちろん。

誰だって、そうだよ。

 

あんなに仲良かったんだから。

 

 

「やっぱり私から言ったほうがいいんかな?」

 

 

けど、癪に障るんやろ?

 

 

「うん、なんで私からって。」

「わかってるはずやろうから。」

「察してよって。」

 

 

なるほど。

 

ピピッときたのが、こちら。

 

 

「聖なる放置」

 

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>  「わかってくれると思っていた」 

 

> そうやって飲み込んだ言葉は、

>  少しずつ相手を遠ざけていく。 

 

> 関係を壊すのは、 言葉ではない。 

 

> 本音を言わなかった私が、 

> 先に私との関係を壊していた。

 

 

もし、いま、ビミョーな関係のUさんから。

マジな顔して、相談があったら。

 

Sさん、聴くやろ?

 

いまのわだかまり。

一旦、置いといて。

 

 

「うん・・・聴く。」

 

 

先に言っておくことあるやろって。

言いたいのは、わかるけど。

 

それ、わかったうえで、相談してくるんあったら。

まずは、聴いてみよって。

 

 

「うん、そう思う。」

 

 

同じやないかなあ~。

Uさんも。

 

 

「かなあ~。」

 

 

いま、Sさんはさ。

 

 

「何なに?」

 

 

ほんとにUさんにムカついてるんかなあ?

 

 

「えっ・・・そうやと思うけど。」

 

 

まあ、そうやねんけど。

観方を変えれば。

 

 

「変えれば?」

 

 

自分自身にいらだってるとも。

 

 

「ああ、それはある。」

「自分でわかる。」

 

 

やよな。

 

いまの自分。

好きになられへんねんろ?

 

Uさんの出方をうかがって。

ウジウジしてる自分が。

 

 

「なかなか厳しいコト、言うやん。」

 

 

そういうこと、言われるのわかってて。

相談してんろ?

 

 

「まあ、それはあるかも。」

 

 

はは。

Sさんが俺に言わせてるんやで。

あなたは、もうわかってるはずや。

 

 

「かもしれんけど。」

 

 

感情の処理が追い付いてないんやよな?

 

 

「うん。」

 

 

じゃあ、しっかりムカついたらいいよ。

 

 

「けど、ムカついてたら。」

「仲直りでけへんやん。」

 

 

ああ、Uさんの前でムカつくのもありやけど。

 

 

「けど?」

 

 

お風呂とか、『ひとカラ』とか。

Sさん自身が感じ切られれば、OK。

 

 

「私、ひとりで?」

 

 

うん、そこから始めてみたら。

 

 

「苦しいんちゃう?」

 

 

まあ、心地よくはないやろな。

感じてる途中は。

 

 

「あとでスッキリするってこと?」

 

 

うん、スッキリするよ。

っていうか、スッキリするまでやって。

 

 

「できるかな?」

 

 

コツはな。

 

 

「コツは?」

 

 

アタマで解釈しないこと。

 

 

「どういうこと?」

 

 

勝手にストーリーをつくって。

悲劇のヒロインになってしまうから。

余計にムカつくよ。

 

 

「間違いないわ、それ。」

 

 

じゃなくて、カラダの感覚として味わってみて。

 

 

「感覚?」

 

 

呼吸が速く浅くなるとか。

胸がしめつけられるとか。

 

 

「ふーん。」

 

 

もちろん、苦しいんやけど。

アタマで解釈しなければ。

数分で消えていくよ。

 

 

「そうなん?」

 

 

うん、俺もやってるよ。

いまでもムカついたら。

 

 

「えっ、先生もやってるん?」

 

 

やってるよ。

いくつになっても、ムカつくことはあるよ。

 

 

「へー。」

 

 

そや、Sさん、ダンスしてたやろ?

 

 

「うん、いまもしてる。」

 

 

踊ってる時ってさ。

カラダには、負担かかってるやん。

 

 

「うん、汗だくやし。」

「足、つりそうになる。」

 

 

ほら、カラダ的には、「苦しい」。

けど、アタマは空っぽやろ?

 

 

「何も考えてない。」

 

 

だから、「苦しい」はずやのに。

 

 

「気持ちイイわ。」

 

 

ほら。

それと同じ。

 

 

「なるほど。」

 

 

ってことで。

お試しあれ。

 

 

「うん、やってみる。」

 

 

また教えて。

どうだったか。

 

 

「うん、報告する。」

 

 

はーい、待ってるよ。

 

 

相手に言いたいコトは、私に言いたいコト。

 

 

> 本音を言わなかった私が、 

> 先に私との関係を壊していた。

 

 

これ、下手に知恵がついて。

うまくやろうとするほど。

やっちゃうよね。

 

 

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

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