前提が違ってたのね。
昨日の続きです。
意識を向ける先を自分から相手に。
試しに生徒でやってみた。
３年生でまた進路が決まっていないＵくん。
進学か就職かも決めてなかったなあ。
親から「とりあえず大学に」って勧められても。
「『とりあえず』がイヤなんや」と。
そこは、男気あるよな。
ちゃんと自分で考えて。
納得してから行動する。
自分に刺激を与えるため、アルバイト始めたって。
以前もバイトしてたけど。
すぐにやめてたもんな。
けど、「今度は続けます」って言い切ってた。
決めると、根性あるよな、あいつ。
Ｕには、「おまえにはこれが」と言ったところで難しいやろうな。
あいつ自身が刺激を受けて、気づきを得られるような。
そんなサポートできないかなあ～？
そういや、４年前の卒業生のＫにタイプが近いな。
寡黙だけど、決めたことはちゃんとやる。
納得できないと、全くやらない。
めちゃ反抗するけど、それもピュアだから。
涙もろい。
Ｋは、将来、自分で飲食店を経営したいと。
Ｕも自営業向いてそう。
嘘つかないし、裏切らない。
後輩の面倒見、いいし。
Ｕに、Ｋを紹介してあげようか・・・。
って考えてるとね。
確かに自分のことで不安になってる暇ないね（笑）
しかも、応援したいっていうエネルギーは、心地よい。
感覚には、主語がない。
自分が心地よくあるためにね。
相手を活用させてもらえるね。
＞ 自分の内的意図の方向を相手の内的意図の現実化へと
＞ 切り替えてやるだけだ。
「内的意図」とは、目的達成のため、自ら行動する決意。
自分の目的達成のために行動してくれた相手。
誰でも大切に思ってくれるよね。
これ、読んで気づいたの。
やりたいことは、自分で探さない。
「探す」時点で
「いまはない」
という前提を創ってしまってるね。
目の前の相手のやりたいことをサポートすればいい。
相手のやりたいことは、相手に意識を向けないとわからない。
誰でもいいってわけではなくてね。
意識を向けたくなる相手でいい。
「やりたいこと」の根底にあるものって、
「自分の存在意義を高める」
こと。
お金、名声、達成感。
手段は、いろいろあれど。
手に入れることによってね。
欠けてるものを満たしたい。
「存在意義が低い」という前提がある。
相手の「やりたいこと」を応援してね。
相手から「大切にされる」とね。
自分の存在意義が高まっちゃうよね。
本来の手段ではないけどね。
根底にある目的は達成されます。
もちろん、相手や周囲の応援が得られるからね。
当初の現実的成果も得られやすい。
いわゆる「波に乗った」状態。
けど、相手から大切な存在でありたいためにね。
つい自分の魅力を高めようとしちゃうよね。
ビジネスなら、自分自身や商品、サービスの魅力を高めようと。
「いい商品なのに売れない」
のは、そういうことか。
意識の向ける先が違ったのね。
お客さんの目的実現のために行動する。
意識をそこに向けるんだね。
意識向けないと、目的がわからないもんね。
これまで何度もビジネス書で言われてきたことだけど。
初めて腑に落ちたわ。
やりたいことがわからない
時は、
やりたいことを探さない。
「やりたいこと」は、自分ではなく。
目の前の相手の「やりたいこと」にある。
ただ、「自分」とは、この肉体がすべてだと。
分離感が強いとね。
「相手もわたし」って思いにくい。
「自分」という意識が広がるとね。
「相手もわたし」って思いやすい。
自他の境界線が曖昧になる感覚。
ここで活かせるね。
いろんなことへの執着。
「ねばならない」を手放すほどにね。
意識は軽やかに広がりやすくなります。
ああ、だから、これまで
「相手の立場に」
「お客さんの立場に」
って言葉に何度も触れながらね。
全然実感がなかったんだね。
「情報」
として受け取ってただけで、
「感覚」
として再現できなかったから。
やってみよう。
はい、動画でも。
では、また明日～。
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