私も食べるけど。
昨日の続きです。
Q.北国と南国でともに辛い料理が食されるのは、なぜ?
さあ、いかがでしたか?
ちょっと難しかったでしょ。
辛いモノを食べたら、カラダはどうなるか?
そこを考えていくのですね。
まずは、北国。
当然、カラダが温まるから。
辛味は、「金」気でしたね。
収斂作用によって、身が引き締まります。
すると、毛穴が閉じてね。
体温を外に逃さない。
保温状態になります。
また、筋肉や血管が引き締まるとね。
血圧が上がります。
だから、高血圧の方はね。
辛いモノを控えるわけです。
圧が上がるということはね。
血液と血管壁の間のね。
摩擦が大きくなるということ。
発熱すると思いません?
しかも、毛穴が閉じて、保温するし。
冬はやっぱりキムチ鍋です。
では、南国で辛味を摂る効能は?
寒いところではね。
カラダが引き締まるでしょ。
じゃあ、暑いところでは?
カラダが緩むんです。
熱を放散させるため。
長時間、炎天下で過ごすとね。
もうグダグダになるでしょ。
自然界は「調和」が前提。
ある力が働くとね。
必ず逆の力が用意されています。
バランスを取るために。
それぞれの土地に。
南国は、香辛料の産地が多い。
暑くて、弛緩したカラダをね。
辛味で引き締めるため。
つまり、南国ではね。
カレーは、夕食に摂るのがベスト。
金気が旺盛な夕方に。
朝、食べるとね。
発熱して毛穴が閉まるでしょ。
日中、大変なことに。
炎天下の熱気がカラダにこもってね。
まさに、サウナスーツ。
日が暮れて、涼しくなってからね。
辛味でカラダを引き締める。
昼間に緩みっぱなしだから。
これでバランスが取れます。
インド人なんか一日中カレーっぽいけど。
お友達にいらっしゃったら、教えてあげてください。
きっと「大きなお世話だ」って云われますから(笑)
「大きなお世話」でピピッときました。
正義感が強い人でね。
「横入りはダメですよ。ちゃんと順番を守らなければ。」
「あなたは若いんだから、お年寄りには席を譲るべきです。」
「原発、医療、経済の立直し。いまの政治はなっとらん!」
こんなセリフ、耳にするでしょ。
「~すべきだ」
「~ねばならない」
これね。
「金気」なんです。
金の気が旺盛な人。
だから、波平を「金」にしたのです。
カツオにお説教しているシーンは、まさに「金」。
では、問題。
Q.カツオは、波平の大切な盆栽を割ってしまいました。
後で謝るつもりですが、できるだけ、お説教を和らげるには?
1.逆ギレする
2.タラちゃんでご機嫌をとる
3.舟から云ってもらう
4.誠実に謝る
5.経緯と再発防止策を述べる
「五常」と「五情」に注目。
これを「相剋の法則」と組み合わせて。
答えは明日です。
いつまで続くのだ、このシリーズ(笑)
では、今宵はこのあたりで。