波乗りジョニーの伝言 | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

乗りやすい波にしてあげてください。



さて、過去記事 にあきたさんからコメントを頂きました。



-以下、一部抜粋-


いつも生理二週間前から血が上にあがったようなかんじで

顔があかくなって、食べ過ぎたりしてしまい、

生理がくると顔色がすっきりするのですが、

緩和する方法のアドバイスいただけたら幸いです(∋_∈)


-以上-



う~ん、どうだろう?


即答できないな。

ちゃんと考えよう(笑)



いつもながらに、グダグダと長文で回答を入力。


「投稿する」をクリックしたらね。



「コメントは1000文字以内で入力してください。」



アメブロに諭されてしまいました(笑)



なんだ、1000文字以上になったのか。

じゃあ、記事にしちゃえ。



あきたさん、ネタのご提供、ありがとうございます。



まず、男子が追い出された保健体育のおさらいです。



・月経~排卵:卵胞ホルモンが活性化 → 低体温期


・排卵~月経:黄体ホルモンが活性化 → 高体温期



それぞれ、約二週間ずつですよね。


あきたさんは、この高体温期の反応が少し強め。


東洋医学的にいう「気が昂った」状態。


で、月経によって、昂った気が鎮まるわけですね。



東洋医学では、気を鎮める手段として「瀉血(しゃけつ)」も使います。


指先のツボをメスみたいな鍼でね。

プチッと突くんです。


わざと血を出すと、気が鎮まります。

熱が下がります。



月経もデトックスの要素を持っています。


さらに、出血によって、瀉血の働きも持っているのでしょうね。



さて、高温期の反応が強めに表れる。


言い換えれば、低温期も含めた周期の波。


この波の高低が激しいということではないでしょうか?



あきたさん。


逆に、月経から排卵までの低温期にね。


ドヨーンと落ち込んだり、だる重くなることはございませんか?



高温期の波を穏やかにしたい。


それには、低温期の波を穏やかにすれば?



低温期の振れ幅が小さければね。


高温期の振れ幅も小さくなりませんか?


振れ幅は上下に同じはず。



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陰陽の周期律。
自然界の法則です。



低温期とは、骨盤が閉まる時期です。


この時、カラダは徐々に緊張していきます。

排卵日が最も閉まり、ピークに達します。



高温期は、骨盤が開く時期です。


この時、カラダは徐々に弛緩していきます。

月経の2日目が最も開き、ピークに達します。



こうやって、月のリズムにシンクロしながらね。


緊張と弛緩を繰り返しているわけです。



緊張の度合いが強いとね。

弛緩の度合いも強くなります。


緊張の度合いを下げればね。

弛緩の度合いも下がります。



つまり、低温期に緊張を控えめにすればね。

高温期の弛緩による反応も穏やかになるだろうと。



女性の場合、生殖器が体内にあります。


そのため、生殖器の機能が、内臓や神経や心理面にまで影響を及ぼしやすい。


また、逆もしかりと。



よって、眼や酷使したり、頭を使い過ぎたり、お仕事で根を詰めたり。


これは、緊張を生みますよね。



私の女性の友人でもいますね。


常に何かしていないと落ち着かない。

ゆっくりしているとサボっているようで罪悪感を抱く。



そんないろんなことも含めてね。


身体的、精神的緊張。


それらが生殖器に影響しやすいと。



あきたさん、身に覚えはございませんか?



低温期におけるそれらの緊張を和らげること。


高温期における過剰な弛緩の反応を下げることに。



あきたさん、的ハズレだったら、ごめんなさい。


もし、少しでも思い当たられるフシがございましたら、


ボチボチやってください。



過剰に反応されたら、また、波が高くなりますから(笑)


お大事に。




では、今宵はこのあたりで。