最後のバランス | 洗足学園バレエピアニスト

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クラスレッスンでは、最後にバランスをすることが非常に多いのですが、なぜだかわかりますか?
最初にいきなりバランスをすることはまずありません。

例えばプリエを一通り4ポジションやって、最後にバランスをすることがほとんどです。

バランスとはリセットです。体がちゃんと白紙の状態にあるか、バランスをとって確かめるのです(軸の確認)。

さまざまな動き(プリエのようなゆったりとした動きから、ジュッテやフラッペのような速い動きまで)をした後、果たして体がちゃんと真っ直ぐになっているか(もしなっていないようなら、本番で次の動きに素早くうつれません)、それをバランスをとって確かめているのです。

バレエピアニストは、その意味をよく知って、それにふさわしいバランスの音楽を弾かなければなりません。