バレエピアニストは、ピアノを習い始めて直ぐに4拍子と3拍子が出てきて、小さな頃から一小節に何拍入っているか、と言うことは、はっきりと意識していなくても無意識にとっくにわかっています。そしていつも音楽に合わせて踊っているダンサーも当然そうだろうと思っています。
でも、実はそうではないのです。
ダンサーは、まずバレエの動きを理解して、それができるようになることが第一で、それが何拍子か、ということにまで気が回るには、相当時間がかかります。
そしてさらに、バレエダンサーが使う「何拍子」というのは、ピアノの楽譜に書いてあるそのままではなく、「踊り」的に言ったものです。
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その辺りは、バレエ独特の使い方なので、バレエピアニストの皆さんは研究してみてください。