♪追いかけても追いかけても逃げて行く月のように
♪指と指の間をすり抜けるバラ色の日々よ
バラ色の日々/THE YELLOW MONKEY
では本題、録画して拝見したのが放送の2日後になってしまいましたが、前々回の記事でも取り扱ったTHE SECONDの決勝戦が遂に行われました!!
先ずは優勝したギャロップさん、おめでとうございます!!🎉👏👏👏

全然意外でも不思議でもないのですが、それでも一報を聞いた時は『おぉ~!?』と声に出る程驚きました!
それは今回のファイナリストが結構個性が強い方が多い中、割と地味な印象(毛利さんの人間性を除く)があり、一般審査員となると少し不利かもなと思ってたからです…
そういう意味では僕は昔から一般審査員は反対だったのですが、悪くもないのかもしれませんね🙄
さて、133組の漫才師が参加した今大会、そこからノックアウトステージに勝ち上がった32組から

見事決勝に勝ち進んだ8組がこちら!

前々回の記事の重複になるので今回は掘り下げません!😏
決勝の組み合わせはこちら!

早速1試合ずつ振り返って行きましょう!!
1回戦第1試合
✕金属バット(269) VS ○マシンガンズ(271)
マシンガンズ自身がつかみで言ってましたが、賞レースの初戦とは思えない顔合わせ😲
僕の最推しである金属バット、ことわざのネタは3月に見たM-1ツアーでもされてたネタなので、きっと相当舞台にかけて来たのだと思います!
良くも悪くもいつも通りのテンションと、生放送に忖度しないワードチョイス、らしさ全開で最高でした!!
一方のマシンガンズは本当にTVで漫才が出来るのが本当に嬉しそうだし楽しそうだし、そして積み上げた歴史と重みを感じました!
ポイントポイントはレッドカーペット時代に見たものもありましたからね🤭
1回戦第2試合
✕スピードワゴン(257) VS ○三四郎(278)
ここはまだ賞レースに出るんですか!?と言いたくなるような売れっ子対決ですね😮
スピードワゴンはブレないですねぇww
小沢ワールドにメタ要素満載で、この2人、このキャリア、この知名度でなければ出来ない、集大成とも言えるようなネタだったと思います!
一方三四郎は完全にお笑い好きに的を絞ったネタでしたね🤔
自虐はともかく、特に芸人さんの名前を出すボケの前半のチョイス、僕は大爆笑してましたが、ご覧になってた方の中にはポカンとなった方もいたのではないでしょうか?
実は優勝に1番貪欲だったのかもしれませんね!
1回戦第3試合
○ギャロップ(277) VS ✕テンダラー(272)
奇しくも関西吉本対決となったマッチメイク!
ギャロップの漫才は久々に見ましたが、林さんのつかみはどうしてるかな?と思ったら、バリバリ使ってましたね!
そしてまさかのネタまでハゲ関連!?😳
元々が若手らしくない実力派でしたが、年齢が追いついてきて貫禄すら感じました!
一方テンダラーは軽快なテンポが流石で逆に年齢を感じないくらいでしたが、賞レースを意識しすぎたのか、ちょっと詰め込みすぎな気がしました😒
6分という時間を手数に使ったようですが、劇場での落ち着いた感じがもう少しあっても良かったかもですね!
1回戦第4試合
✕超新塾(255) VS ○囲碁将棋(276)
ここは色が違いすぎて何と言ったら良いか…
紆余曲折あって今の5人組に落ち着いた超新塾!
近頃はアイクさんのピンや禅のお2人での活動をお見かけすることが多かったのですが、やはり5人揃った時のパワーはハンパないですね!
ただ正直に言うと5人という利点を活かしきれてるかは微妙な気がしました…コントと違って人数を活かすというのは難しいですけどね😅
一方今まで賞レースに無縁だったのが不思議なくらいの東の劇場番長囲碁将棋!
こちらはアドリブ0でガッチガチに作り込んできた自信作をぶつけてきた感じでしたね😂
僕は何度か見たことのあるネタでしたが、それなのに毎回笑えるのは本当に凄いです!
オチだけ…本当にオチだけ…
ここからはちょっと簡略化します😘
準決勝第1試合
○マシンガンズ(284) VS ✕三四郎(256)
マシンガンズはアドリブでのロケットスタートにキャリアを感じました!
そこから本ネタに入る自然さと、スベったところを拡げて笑いに繋げる技術も流石でした!
三四郎はベースのネタに今大会ならではの要素を詰め込んだ職人芸を堪能しました!
スベったところのフォローがないのが勝敗の差でしたかね?
準決勝第2試合
✕囲碁将棋(284) VS ○ギャロップ(284) (←大会規定)
個人的にも結果的にもこの試合が1番見応えがありましたね!
囲碁将棋は1本目にも通ずる生意気なネタ、その積み重ねがしっかり効いてて見てて安心する漫才でした!
ギャロップも1本目同様、突いてる部分は細かいのにそれを6分拡げるというのは、ある意味理想的な漫才のネタなのかもなぁと感心しながら笑わせて頂きました!
決勝戦
✕マシンガンズ(246) VS ○ギャロップ(276)
放送を見る前に『マシンガンズの歴史に残る負けっぷり』的なツイートを見たのですが、そういうことでしたか🤣
マシンガンズの等身大のネタは面白いだけでなく、生き様が出ててカッコイイですね!
これはでもネタ番組出演は…あんまり増えないかもね😜
ギャロップはでも林さんを泳がせすぎでは??
これを大事な最終戦に持ってくるメンタルがえげつないですね😨
最後の『パーン』の爆発力は凄いものを見せて頂きました!
ということでギャロップの優勝で幕を閉じた今大会、前評判通り誰も損しない素晴らしい大会だったと思います!
個人的なベスト漫才は囲碁将棋の2本目ですかね?😉
是非来年も行ってほしいです!
では最後に、ここまでで長文になってしまったので箇条書きで大会自体について思ったことを挙げて終わります!
・放送時間4時間は内容に対して長すぎ
・100%一般審査員ってどうなの?
・一般審査員に感想を求めるな
・先攻の審査が後攻のネタ披露の後なら、得点ではなくどちらかを選ぶ方が良いのでは?
・出囃子のセンスはgood
・ネタ時間6分は良い設定
・東野さんMCは最適
・決勝の結果発表前の映像はエモかった
・大会の認知度が思ってたより低い??