こんにちは!
コロナ渦ですっかり韓流ドラマ沼にはまった私。
今でも月に連続ドラマ5作品は視聴しています。
そんな自称韓流ドラマウォッチャーの私が激推しする、韓流ドラマ史上3本の指に入る面白さの作品がこちら。
ヴィンチェンツォ
主演は「太陽の末裔」でもお馴染みのソン・ジュンギ。
松下洸平さん?ではありません。上がソン・ジュンギ、下が松下洸平。(この2人生き別れた兄弟並みに似てません?)
話は逸れましたが、
イタリアマフィアの顧問弁護士を務めていた主人公が、派閥争いに巻き込まれ、帰国した韓国で、地下に隠し持っていた金塊を取り出すために、その隠し先のビルを訪ねることから物語は始まります。
そこで知り合った立ち退きを要求されている住人達から、ビルの解体が近いことを知った彼は、金塊の存在を公にさせまいと、住人達に代わって立ち退き阻止の工作を始めるうちに、巨悪権力との戦いに巻き込まれていきます。
主人公と共闘する弁護士のヒロイン曰く、
「国家自体がマフィア」
とのたまう程、隠蔽のための人殺しが日常茶飯事となっている社会(あくまで設定ですが)で、我が物顔で国を牛耳る巨大コンチェルンオーナーや彼らにぶら下がる国家中枢の権力者達。
そんな悪人に虐げられたビルの住人や市井の人たちを目の当たりにし、彼らの力になろうと立ち上がる主人公。
悪人達は、毎回、とんでもない隠蔽や暴力を使って脅しをかけてきますが、
そこは百戦錬磨のマフィアの顧問弁護士。時にはその腕力で、時にはその頭脳を駆使して、マフィアの流儀で巨悪の権現達をバッタバッタとなぎ倒していく姿はとにかく痛快です。
「太陽の末裔」では、たくましく爽やかな将校を演じたソン・ジュンギが、今作ではたくましさに加えて知的で強かなダークヒーローを熱演しています。
また、金塊が眠る古いビルに住まう弱き庶民の住人達が、実はものすごい特技を持っているなど、意外な展開も。
当ブログでも以前お気に入りの時代劇ドラマで紹介した「仮面の王イ・ソン」。
その中で、小物感のある雑魚キャラを演じたこの方(キム・ヨンウンさんと言うそう)も出演しています。
仮面の王では、どうしようもない雑魚キャラでありつつも、ラスボスに最後まで忠信を貫く家臣を演じていますが、今回は、主人公に寝返って活躍するチンピラ組長を熱演しています。
他にも主要キャストに関しても、寝返り組の活躍が非常に光る作品でもあります。
また、キャストの中には「愛の不時着」に出ていた人たちが何人か出演しており、絶妙な台詞の切り返しで、それをほのめかしているのが笑えます。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、「愛の不時着」を見た後にこのドラマを視聴すると、いろんな意味で10倍楽しめます。
そして、ソン・ジュンギ主演と言えば、こちらの最新作もオススメ。
財閥家の末息子
会社の裏金処理の過程で裏切りに遭い、口封じで殺された巨大財閥で秘書を務める主人公が、時代を遡り、その財閥家族の末息子に生まれ変わって、復習を遂げていく物語です。過去の歴史を全て知る頭脳明晰な主人公が、不毛な権力争いに明け暮れる財閥家族を相手に、どんどんのし上がっていく様は痛快です。
1990年代後半から2000年代前半にかけての世界情勢や韓国内の歴史も一緒に振り返れる面白さも。
太陽の末裔、ヴィンチェンツォ、財閥家の末息子と、ソン・ジュンギ主演の作品に外れなし!!です。
太陽の末裔はU-NEXT独占、ヴィンチェンツォはNetflix独占、財閥家族の末息子はdTV (レミノ)独占配信です!