今までの自分の人生に後悔することはほとんどない私なのですが、
唯一、若い頃に戻って自分に言ってやることが出来るとすれば、
「歯のケアをしっかりしなさい!!」
ハミガキをなおざりにしていた若い頃の自分に、これだけは言っておきたいと、今それこそ歯ぎしりをする思いでいます。
40歳を超えることから突入して急に気になり始めるのが歯の健康について。
実家にいる80代の両親のうち、父の方はまだほとんど自分の歯を保っているのですが、母の方は割と早い時期から総入れ歯になっていました。
歯の状態は遺伝も少なからずあるので、私も40才くらいから急にハミガキや歯科での定期検診などを積極的に気を付けるようになりました。
テレビCMでもお馴染みですが、歯の抜ける原因でもっとも大きいのは、やはり歯周病。
歯の隙間や周りに、食事の食べかす(歯垢)が残って、それがプラークと呼ばれる細菌となり、炎症を誘発して歯茎を後退させたり、歯を支える骨を溶かして、最終的には歯が抜ける恐ろしい病気です。
そんな歯周病予防・対策に欠かせないのは、
①適切な毎日のホームケア
②定期的な歯医者さんでの検診&クリーニング
この2つが必須と言われています。
適切なホームケアは、正しいハミガキの方法。奥歯や歯と歯茎の境目など、隅々まで丁寧に磨くことはもちろんですが、ハミガキだけでは口の中の60%ほどのプラークしか取れないので、歯間ブラシやフロスを使って、歯の間の汚れを取り除く必要があります。
私が使用しているのは、主に以下の3点です。
パナソニック ドルツの電動歯ブラシ 歯周ポケットの汚れをかき出す「ヨコ磨き」と歯間部汚れに立体的にアプローチする独自機能「タタキ磨き」搭載でパワフルに歯垢除去してくれます。
ライオンY字フロス
糸をカットして使うロールタイプが苦手な人や初心者に向いているホルダータイプのフロスです。
私が使ってきた中で最も簡単に使えるタイプです。
ガム歯間ブラシ
ワイヤータイプで折れにくく、歯の隙間に入りやすいです、一番細いSSSサイズを使っています。
ちなみに、私が通っている歯周病専門医の歯医者さんの先生に、1回あたり、ハミガキ(歯ブラシでのブラッシング)はどのくらいの時間すればよいのかお聞きしたところ、その先生は1日3回食後に15分ずつ手磨きでのブラッシングをおこなっているそう。
15分!!とちょっとひっくり返りそうになって、さすが歯のプロだけあるなと驚いたのですが、最低でも5分は磨いてくださいとのことでした。
そして、ハミガキに欠かせない歯磨き粉はこちら。
ライオンSP-T
2023年現在、歯周病対策の最強のハミガキ剤と言われている歯周病専門医の担当歯科医さんオススメの製品です!!
殺菌成分のIPMP(イソプロピルメチルフェノール)が原因菌を徹底殺菌し、トラネキサム酸が歯茎の腫れ出血を抑制さらに、ビタミンE(酢酸トコフェロール)が歯茎を活性化し、フッ素配合でが虫歯予防も出来ます。
さらに、それらの成分が歯茎や歯周ポケットの内部にしっかり密着して、長くとどまって効果を発揮してくれます。
一般的なスーパーやドラックストアでは販売されていない歯科医院専門の歯磨き粉で、取り扱いのある歯科医院、またはネット通販で購入できます。
これを使うようになって、ハミガキ後に歯垢がのこることがほとんどなくなりました。
そして、毎日セルフケアと併せて欠かせないのが、定期的な歯科医院での検診・クリーニングです。
上記の方法でどんなに自分でホームケアをおこなっても、プラークを100%除去することは難しいのが事実。さらに、プラークが石灰化して歯石になってしまえば、自分で取り除くことは不可能です。そのため、数ヶ月から半年に1回歯医者さんで定期検診をおこない、歯石を取ってもらう必要があります。
更に、プラークによって歯茎が炎症(歯周病)が起きると、歯と歯茎の間をつないでいる組織が剥がれ、歯肉溝(歯周ポケット)が生まれます。そのポケットが深くなると、ホームケアではポケットの中のプラークを取り除くことは出来ません。深く中に入り込んだ細菌が、さらにポケットを深くしてしまう悪循環が生まれるのです。
歯の定期検診では、この歯周ポケットの深さを測り、ポケット内の掃除もおこなってもらえます。綺麗になった歯周ポケットは、浅くなって改善されることも多いです。
このようなケアは、一般的な歯医者さんでもおこなっていますが、歯周病が気になる場合は、やはり、日本歯周病学会が定める歯周病専門医、認定医のいる歯科医医院を選ばれることをオススメします。
私自身も評判の高い歯周病専門医のいる病院に定期的に通っていますが、
これらの病院には、最新の知識や技術を持ったお医者さんやスタッフの方が揃っていて、最新の設備を用いた丁寧で効果の高い治療が受けられるメリットがあります。
こちらのサイトが参考になります。日本歯科医療評価機構