
なかなか素敵です
山門手前の仁王門ですが
ここの仁王さん
高村光雲さんが関わっているらしい由緒正しさです

ライトアップされているからか
夜だからなのか
なかなかの迫力
その手前には
こんなユーモラスな
お地蔵さんがいて
笑かしてくれます
その名もむじな地蔵

なんでも
房総から来たたぬきさん
らしいです

翌朝5時30分、善光寺のお朝事(あさじ)とやらに行ってみる
もう既にお堂の前には全国から集まった善男善女がずらっと並んでいる
これが世に言う「お数珠頂戴」というヤツらしい
一緒に並んでひざまづいて待っていると、
お堂へ上られる一番偉い(たぶん)お貫主さんが
合掌している頭上を「南無阿弥陀仏」とつぶやいて数珠を触れて通り過ぎていった
霊験あらたかな気持ちでお堂へ上る
善光寺というのは宗派はまったく関係がないらしい
そもそも建立が644年というから奈良時代以前、
ということは宗派が存在しない頃。
だから参道にはいくつもの御坊が立ち並び
この朝事には全山の住職が集まってくる
堂内に響き渡る声明は最初、念仏ではなく
メロディを持ったスキャットみたいで
まるでキリスト教の賛美歌を歌っているかのようにも聴こえてきた
霊験あらたかになったはいいけれど
腹は減る・・・結局人は煩悩に負けるのである
で、今日の昼飯は
長野で蕎麦

参道にも
いや、長野の街中にもたくさんの蕎麦屋はあるのだけれど
我々の選んだのは「小菅亭」
なんでも創業明治28年の老舗中の老舗で、
天皇さんにもお蕎麦を出したことがあるという由緒正しさ
ま、選んだのにはも一つ理由があるんだけど、それは秘密
午前11時 開店早々だったということもあり
我々が口開けの客

表からはわからなかったけれど
中が結構広く、靴を脱いで上がれるスペースも椅子席になっていた

注文したのは天せいろ
この天ぷらがまた豪華だった
カボチャ ピーマン ナス モロッコいんげん
ゴボウは細く繊維に沿って裂いてあり、まるで珊瑚のように揚がっている
そんなたくさんの地の野菜に、海のものが海苔と大ぶりな海老
湯葉刺しが小鉢で添えられていて
そして、温かいおつゆでいただくお蕎麦はツヤツヤでとてもキレイ
ちょっと塩っぱめのおつゆによく絡む喉ごしのいいお蕎麦 美味い!

ツレは鴨せいろ
この鴨が・・・

炭火であぶられていて
香ばしく
そして中にはまだ赤みが残っていて柔らかく
しかも分厚い
東京ではついぞお目にかかることのできない優秀な鴨!
長野戸隠の旅
ようやく美味しいお蕎麦に
出逢うことができました

