こんにちは😊理学療法士の小林です


寒い日々も終わりだんだんと暖かくなってきてますね

桜も咲き始め、春を感じる日々です🌸


暖かくなってくると運動もしやすくなってきてると思います!


今回は、患者さんから質問を頂くことの多い、有酸素運動と無酸素運動についてお話ししたいと思います


【有酸素運動】

軽~中程度の負荷を継続的にかける運動のことです。酸素を使って筋肉を動かすエネルギーである脂肪を燃焼させることから有酸素運動といいます。脂肪を消費するため、体脂肪の減少や高血圧などに効果が期待できます。


体に貯蔵されている体脂肪を燃料とするため、長時間無理なく続けられる強度の運動があげられます。
代表的なスポーツは水泳、ジョギング・ウォーキング、サイクリングなどです。


【無酸素運動】

短い時間に大きな力を発揮する強度の高い運動を指します。
筋肉を動かすためのエネルギーを、酸素を使わずに作り出すことからこのように呼ばれています。エネルギーの発生に酸素を必要とせず、糖をエネルギー源として利用します。全力もしくはそれに近い筋力を短時間で発揮しやすいのが特徴です。


筋肉量を増やし基礎代謝を高める運動であり、短距離走や筋力トレーニング、ウエイトリフティングや投てきなどの短時間かつ運動強度の高いものがあてはまります。


つまり...

有酸素運動は酸素を使用し時間をかけて行う継続的な運動で、主に体脂肪を燃料とするので、血中のLDLコレステロール・中性脂肪の減少が期待できます。

無酸素運動は酸素を使用せず短時間で行う強度の高い運動で、筋力を瞬発的に発揮するパワーを高める効果が期待されているので、筋肉そのものを強化できます。


ただひたすらに運動をするだけでは意味がありません。

目的に合わせて運動を選択することで、期待できる効果も変わります。


体力向上やダイエット目的なら緩やかに長時間運動できる有酸素運動、ウエイト・筋肉量アップが目的ならパワーがつけられる無酸素運動をすることで、使い分けることができます


今回の話をとっても簡単にまとめると、

有酸素運動も無酸素運動もどちらも必要ということです!


暖かくなってきてるので、日常生活に積極的に運動を取り入れて、健康に過ごしましょう💪✨