アトーチャ駅からRENFE近郊線で1時間かからないアランフェスに、王家の保養地として創られた離宮があります。
カメラに収まらない幅の広さ。
アランフェス王宮を造ったのはフェリペ2世。しかしその100年後の17世紀後半に、相次ぐ火事で城は焼け落ちてしまいます。
18世紀に入るとフェリペ5世が再建を始め、建築家にヴェルサイユ風の宮殿の設計を依頼したそうです。
フェリペ5世は仏ルイ14世の孫で、ヴェルサイユで生まれています。フェリペ5世の即位で、スペイン・ハプスブルグ朝は終わり、ブルボン朝が始まります。
どうりでこの外観、今まで観てきたものとちがう訳ですね。フランス趣向が入ってきたのです。
が、残念ながら内部撮影禁止でした。
どこかに良い画像はないかと探したところ、
10年前は撮影できたのか、写真付きの旅行記をチラホラ見つけました。その中でも、私が撮りたかったシーンを掲載している旅行記のリンクを貼らせて頂きます。
喫煙(アラブ)の間、陶器の間、ドレスの展示
喫煙の間と陶器の間の色彩感覚と独自性には言葉を失います。
ドレスは、実際にロイヤルウェディングで着用されました。確かディオールがありましたよ。
私も写真を撮りたかった。
9月に入ってからブログが滞っています。
旅行先の情報を上手く集められず、途切れてしまいました。残り少なくなってきたので書き上げたいです。