離れて暮らしている友人がLINEで可愛い
写真を送ってくれました。


白樺の枝で作った鹿?たちです。

一頭でいるのは以前見たことがありましたが
親子でいると一層かわいいですね…

 

白樺は本州では高原の樹のイメージですが
北海道ではあちこちで見られるそうです。
 

北海道の木(道木)はエゾ松ですが白樺は
多くの市や町の木として親しまれてるそう…
 


 画像をお借りしています 


同じく北の国フィンランドやロシアでも
白樺は国の代表的樹木として愛されていて

いろいろな加工品にも使われています。

白くカジュアルな雰囲気が人気があるのと

柔らかく加工しやすいことも要因とか…



フィンランドでは樹皮を編んだかごが広く

親しまれていて、日本でもお洒落な雑貨屋に

置かれたりしていますね…


見た目の可愛さだけでなく、樹皮には防腐や

抗菌効果もあるそうです。

                画像をお借りしています


また樹液にもいろいろよい成分が含まれて

ロシアでは百薬の長として飲む習慣があり…


日本でも化粧水として注目されてきたとか…




さて、こちらは10年くらい前に私がハマった

ベレスタ、ロシア語で「白樺の樹皮」です。


白樺のかごと同様に防腐ら抗菌効果があると

ともに密閉性や保温性も期待できる容器で


樹皮に型押ししたりレースのようにカットし

重ねて模様をつけたり、色合いは地味でも

可愛らしくてついつい集めてしまいました。


樹皮をテープ状にして底や縁をかがって

丈夫さや防水性も高めています…


花とか葉や実などの植物モチーフが多いけど

小鳥やリスなど動物モチーフも人気…


オオカミは可愛い?でもクッキーのような

形の蓋が気に入っています。


こちらはアップリケのように別の材を

張り合わせていて華やかさがあります。


でも一番高価とされているのは様々な色の

樹皮を、レースのようにカッティングして


何重にも重ね合わせたベレスタは

まるでケーキのように繊細で愛らしい…


経年変化で少し黄味が強くなってきたか…

天然素材だから仕方ないですね…



左側は直径5センチくらいの木製の容器に

樹皮が嵌め込まれていて、

中の小さな靴は2センチくらいのもの…


右側の一口プチケーキのようなベレスタは

直径3センチくらいのものです…




白樺の樹皮は他の木よりは扱いやすいとは

いっても木の皮なので動物の皮よりも

カッティングが相当難しそうです…


これをレースのようにくり抜くには力も

いることでとても私はできそうにないな…

                 画像をお借りしています


今回の容器は部屋の隅で発掘されましたが

もっと大きなキャニスターやトレイや鏡や

アクセサリーなどまだいろいろあったから


また掘り出されたら懲りない散財の記録を

お披露目しようかと思います…