今日は山の日… 明日は土曜日なので
お盆休みと繋げれば6連休となり

人によっては次の週も休めば10連休とかで

今日から既に帰省や行楽のラッシュが始まり
高速道路や新幹線が混んでいるとか。


今は田舎に行こうが全国どこも暑いから
この時期一斉に移動するのも大変だなぁと
他人事ながら思うのですが… と

ぼやきたくなるほどこの頃の暑さは酷くて
避暑に行きたいのなら相当高い山にでも
登らなくてはダメかもしれません。


この前、そう、ちょうど海の日の頃に行った
旅行、万座温泉の辺りは涼しかったなぁ…


群馬の万座温泉は標高1800mの山岳温泉で
通年営業している温泉街としては

岐阜の濁河温泉とともに日本一の標高を
誇っているそうです。

 

 

近くの道端にたくさん咲いていた白い花…
調べるとヤマブキショウマと出てきました。

トリアシショウマという別の科の植物もあり
そちらの方が花が似ている気がしますが…
 

 

温泉街をあとにして山道を万座峠を目指して
進みますがじきに峠らしきところに着き
あとは下り道になりました…

道は舗装されているし荒れてはないのですが
対向車も後続車もなくおまけに霧が出てきて

不安になりつつも空いているのをいいことに
のんびり花を撮りながら降りて行きました。

先ほどの白い花に少し似ている花…
でも葉と花付きが違うのはイタドリです。

 

 

道端にたくさん咲いていた黄色い小花…
調べるとヤブタビラコと出てきました。

でも葉の形が違うからハナニガナなのかも…
私にはよくわかりません…


白い中型のオダマキも結構見かけました。

白といっても下の筒状の部分はクリーム色で
上に跳ね上がった距が薄ピンク色で…
 

 

キバナノヤマオダマキというのかも…
すごく繊細で可愛い花です。

キバナノヤマオダマキとハナニガナ(仮称)
の競演が素敵な道端です。


かと思えば、背丈が1mを越えるような
ごついアザミの仲間がそそり立っていて…

もう終わりかけの花が多くて種類は不明…

 

 

これから咲きそうな花もありました。

ヒヨドリバナのようですが蕾のものばかりで
咲き開いた姿が見たかったな…

さぞかし華やかなことでしょう。


鮮やかな紫色の花が目に入って…
近づいてみるとウツボグサでした。

家にもありますがもっと薄い赤紫色です。
 

 

ホタルブクロも咲いていました。

こちらも見慣れているものより色が濃くて
存在感がありました。


だんだん下に降りて行くにつれ青空も再び
戻ってきて対向車も来るようになりました。
 

 

また白い花が… セイヨウノコギリソウ…
びっしりとした小花が可愛らしい…
 

 

ヨモギやらオトギリソウなど家の庭にも
ある面々が、里が近いなと思わせます…

もう、信州高山村の街並みは近いようで…


草花ではなく、少し見上げるような高さに
白い花があちこちに咲いていました。

ガクアジサイに似たようなその木は
ノリウツギというらしいです。
 

 

白い花は明るい気持ちにしてくれます。

途中道端に、道路整備中の立て看板があって
下草が刈り取られていました。

 

 


高山村の子安温泉から山田牧場の方へ上って
いく途中の「信州高山あじさいロード」は
 

 

青から、紫、赤と色とりどりで濃いも薄いも
形も手毬咲き、ガクアジサイと

たくさんの種類のアジサイが植えられていて
目を楽しませてくれました。

 

青系のアジサイが好きなのでついつい選んで
しまいますがどの花も素敵でした。

 

 

途中ササに紛れて黄色い中輪の花が…

調べるとヒマワリモドキ属と出てきました。

ヒマワリモドキという名の花がないなら
ヒマワリ属でもいいのじゃないかと…


思いながらなお調べていくと
キクイモモドキという花に近いようです。

 

 

 

 

こうして旅の前半はのんびり花を見ながら
あまり交通量のない道を走っていましたが

後半は結構忙しかったのと、山といっても
暑くて車を停めるのも一苦労で

もっぱら写真といっても川が中心で…
 

 

撮ったのはモネの池のスイレンと
(かろうじて遠くにボヤっと見えます)

 

岐阜「あじさいロード」のアジサイ…
(こちらは板取川沿いに 約24km に渡り
   アジサイが咲くそうですが遅すぎました。
   かろうじて日陰に残っていたアジサイを)
 

どちらも人の手をかけ管理されていますが…
 

 

 

たぶん自然のままのような気がする、
あのとても涼しかった万座道路はまだ
涼しいまま花が咲いているのでしょうか…

今ではそれさえも幻のように思います。
暑くて出かける気も起きない日々の中で…



最後にこのあいだ、山の途中でこんな木を

目にしてとっても驚きました。

こんなに巻き付かれても直立しているのは
たいしたものですが、食い込まれているし
上の方でもっと大変なことになってます…

 

 

 

 

なるべく手付かずの自然が残ればいいなと
ぼんやり思いながら過ごしていますが

 

やはり人が暮らしていくには自然にも
人の手を入れていくことも大事なのだと
思わざるを得ないのかな…