お正月ですが一昨日、おでんを作りました。


年末に買ったおでんセットの賞味期限が

迫っていることに気がついてあわてて…



家族が多かった頃は、大根を米のとぎ汁で

前日下茹でし、昆布を入れて炊いてましたが


今は練物とダシ付きのおでんセットを使って

大根と玉子を足して作ってしまいます。


あと、コンニャクと竹輪は追加用に買って…


練物は好きですが、セットのほうが少しずつ

いろいろな種類が食べられていいです…



一日目は練物と大根と玉子を食べて

二日目はコンニャクと竹輪を追加して…


でも大根と玉子がとても美味しかったので

また買ってきて足してしまいました。


三日目はおでんの残りに冷蔵庫に残っていた

人参と舞茸と菊芋とさやえんどうを足して

高野豆腐も入れて… 何でもありの煮物か?



練物がダシとなり、野菜の中にじんわりと

染み込んで美味しいしヘルシーだし


こういう手抜き料理は人に笑われそうですが

私は毎日でも飽きずに食べられそうです。



ところで今、家では無洗米を使っていて

大根を水で下茹でした汁を味見してみたら

結構美味しかったのですが普通捨てますか?


日本料理って美しく見せたり雑味を失くす

とかでよくアク抜きをしますが…


ほうれん草やワラビ等の山菜には必要ですが

アクってポリフェノールやタンニンとか

体にいいものもありますよね?


見た目と美味しさと健康面、そして手軽さを

全て満たすことは難しそうです…



今回は茹で汁を再利用して玉子を茹でたあと

練物の湯抜きに使ってから捨てました。





お正月用の黒豆も残り少なくなってきたので

虎豆を初めて煮てみました。


いんげん豆の一種ですが1センチくらいの

小さな豆で茶褐色と白のコントラストが

虎というよりハムスターみたいで可愛い…



黒豆は水で戻したまま火にかけて、そのまま

きび砂糖を入れて煮詰めたのですが


虎豆は茹で汁がなぜか苦くて、茹でこぼして

さっと洗って白砂糖で煮ました。


ちょっと茶色くなって煮崩れ気味ですが…

黒豆と比べると皮がとても柔らかいです。


どちらも甘さ控えめに作りましたが

ホッコリと美味しくいただけました…




そういえば黒豆を茹でたとき、茹で汁が

黒というより紫っぽかったのでこれは

ワインとかと同じアントシアニンかなと思い


薄めて少量の酢を加えたところ鮮やかな

赤に変わりました。煮詰める前だけですが…


黒豆の煮汁が血圧を下げたり体によいと

いうのもポリフェノールのおかげですよね…



おでんに入れた菊芋もアクがありそうです。


菊芋は皮が黄色っぽいのと赤っぽいのがあり

今回は両方使いました。


茹で汁は思ったより黒くなかったのですが

少量の酢を加えると色が薄くなりました。


菊芋の煮汁は日が経つと緑っぽくなるようで
また買ってきたとき観察しようと思います…


追加…

あれから2日放置してしまった菊芋の煮汁、
かなり薄めているので色は淡いのですが…

酢を入れた方は若干ピンクに、入れない方は
劇的にグリーン、ビリジアンと呼ぶべきか…



グラスの中に背後の山が映っています。


黒豆の煮汁の方はすぐに飲んでしまったので
経過はわかりません、が酢入りもなしの方も
どちらも美味しかったです。