オペラ「トゥーランドット」 | 山本 清香 Official Blog

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〜予定や日々の感じていることを綴ります〜

さて、先週金曜のお仕事でご招待頂き、オペラ「トゥーランドット」を観劇してまいりました。

編曲していた最中から公演のことは気になっていたのですが(隣駅・御徒町の松坂屋でも垂れ幕が出ていました)、なんとご招待頂き大変恐縮です。オペラの観劇は中々ないので、少しドレスアップして向かいました(日常には無いこういう時間、大切ですね^^)。

 

有名な「誰も寝てはならぬ」(世界3大テノールのパヴァロッティの名演奏、フィギュアスケート荒川静香選手の名演技など)や、今回アレンジをした「お聞きください、王子様」は知っていたけれど、正直なところ全楽曲が頭に入っているほどではなく、、(不勉強ですみません)

しかし、冒頭のオーケストラの演奏、合唱、群衆の様子とすぐにぐいぐい引き込まれました。

リューのアリアは切なさの中にほとばしる熱さがとても素晴らしかったです。

久しぶりにオペラを観劇して、その舞台演出の大きさ、大胆さ、斬新な演出、オーケストラ&オペラ歌手や合唱のダイナミックな演奏、どれもが壮大でとてもワクワクする空間でした。今回は東京文化会館の主催公演(制作は新国立劇場との共同)ということもあり、(仕事でお世話になっている方々ではありますが)東京文化会館の本気度を端々から感じました。

幕間にスペシャルカクテル。こちらはトゥーランドットのカクテル、爽やかで夏らしい味です(^^)

 

人の手で、声で、時間をかけて積み上げていく作り上げていくその尊さ、時間の重み、時間芸術について考えた3時間でした。

最後が衝撃的なので…!!、気になった方は是非ぜひ、今後の公演をご覧ください〜!

 

帰りの上野駅の発車ベルは「誰も寝てはならぬ」のメロディ。ついつい口ずさんじゃいますね♪