道の駅巡りをよくする私ですが以前に和歌山県のJAありだファーマーズマーケットへ立ち寄り、焼き鳥屋が出ていたので見ていると店の横にあるポスターが貼られていました。
内容は有精卵と地鶏のふるさとで「たまごとり体験」という物でした。
旦那と最初に出て来た会話が
夫「◯◯さん(私の友達)が卵好きだし教えてあげたら?」
私「◯◯さんは食べるのが好きなだけで取るのが好きなわけじゃ無いよ。」
だった。
一応、友達にこの会話の内容も付けて画像を送ってあげたら意外にも「たまごとり体験もしてみたい」という返事だった。
じゃあ3人で行こうという事で予約メールを入れて6/8(土)に行って来ました。
持ち物は長靴と飲み物とタオル。
養鶏場に着いて尋ねたら案内してくれたのはメールでやり取りした人とは別の人でした。
参加者の名前や住所を書き、簡単な説明を受けて持参したタオルとは別にタオルを貸してくれて養鶏場は埃等があるので頭が汚れるのでタオルを巻いて作業するという事でした。
準備ができたら何棟もある養鶏場の横を歩いていくのですが、途中で横の山でガサっと音がして動く物体を見ました。犬かな?と思ったのですがなんと鹿がピョンピョンと跳んで行きました。
野生の鹿が見れるとは思わなくてビックリしましたが話を聞くと草を食べられたりするので害獣扱いされているそうです
私達が体験する棟に到着をして取るのに必要な容器や取る場所等の説明、そして中にいる鶏の説明もしてくれました。
一棟に幾つかの部屋があり端から順番に卵を取っていくのですが一部屋には5羽のオスと100羽近くのメスがいるそうです。
部屋の中にはエサ箱が並んでいて、奥には木の枠があるのですがこの木は止まり木だそうでみんなここの止まって寝るそうです。
部屋の中に入ると特に攻撃してくる鶏はいなくてみんな避けてくれました。
床に卵が転がっているかと思っていたけど産卵箱という物がありみんなそこで生むそうです。
腰ぐらいの高さで木で出来た横から見たら三角に近い形の箱が産卵箱です。
横から見て下の角が無い所は前から見ると隙間が開いてる部分で上の斜めの部分はフタになっていて開け閉めできるようになっています。
隙間から跳び乗って入り暗い場所で生んでるようです。
フタを開ける時は驚かさないようにフタを何度か叩いて合図を送ってから開けるそうです。
開けてみると何羽かの鶏とたくさんの卵がありました
テンションが上がります。
まずは見えてる卵を取っていったのですが温かいものもあり思わず「ぬくーい」と声が出てしまいました。
卵の容器に入れていくのですが大きさもいろいろで大きい物もあれば小さい物もあり、中にはビックリするくらいの大きさの物もありました。
取ってる間に産卵箱から立ち去ってくれる鶏もいるのですが卵を温めている鶏もいたのでそういう子はちょっと押したくらいでは立ち去ってくれませんでした。
そういう場合は持ち上げてどかすそうです
今まで温めていたから卵がぬくぬく🥚
他に取ってる側からポロッと生んでいく鶏もいました。
出て来たばかりでまだ濡れている卵も取り全部回収。
床ではあまり生まないけどたまに転がってたりするので出入りする時は足元注意で作業していました。
一部屋ずつ取り出した卵をスタッフさんに渡して建物の前に置いて隣りの部屋へ次々作業を進めていきました。
一棟が取り終わった時にまだやりますか?と聞かれて面白いから続けてもよかったけどこれが終わったら道の駅巡りをする予定だったのでここで終了。一棟でも大満足の体験でした。
最後に取った卵を洗浄したり選別して箱詰めして商品にする様子も見学させてもらえるというので見せてもらいました。本当に卵が出来て商品になるまでの全てを見せてもらって大満足でした。
体験には600円かかったのですがお土産に6個入りの卵を頂いたので家に帰ったら早速玉子ごはんにして食べようと決めていました。
我が家は旦那と2人だったので2箱もらったから十分でしたが友達はお土産とは別で15個入りも購入していました。
道の駅巡りをした後、最後にポスターを見つけたJAありだファーマーズマーケットに閉店ギリギリに寄ったのですが焼き鳥屋でまだ残っている焼き鳥があったので見に行きました。
店員さんにポスターのたまごとりに今日行って来たんですと行ったら
「△△さん(私の名前)ですか?」
と言われビックリしたらなんと予約メールのやり取りをした方でした。
土日はここで焼き鳥を売るので案内できなかったらしく、もしかしたら体験の後に来るかなと待っていたらしいです。途中でポスターを見てはしゃいでる3人の大人がいたのでその人かなとも思っていたそうなのですが最後にJAへよって良かったです
友達も旦那も焼き鳥を買って帰ったのですが旦那はもう少し塩胡椒がかかっててもいいと言いながらも肉は美味しいと行っていました。友達も美味しいと絶賛。次回は鶏肉も購入するかも。