多様化 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。


大分昔、うつ病の本を漁って読んでいた頃、古本屋さんで、あるうつ病患者さんが書いた本を読んだのですが…

確か…昭和初期頃だったかと思いますが、間違っていたらごめんなさい🙏

著者をAさんとします。

おぼろげに覚えているのは、Aさんが入院していた頃、治療の一つに電気椅子があり、それがとっても怖くて嫌だったことが書かれておりました。処刑する時に使用するものに、近かったようです。


あと、手術。

前頭葉を切り取る手術です。手術した人達は、死人のような目をしてボーッと彷徨い歩いていると言うのです。Aさんは、危惧していたそうです。


Aさんは、手術もせず、異様な不気味さが残る精神病棟のことを書いたままでしたが、別の本か、You Tubeか、で、外国人の医師が精神疾患の脳の手術をして、あたかも成功したと、言い振り回し、日本にも伝わって来たと耳にしたことがあります。


精神だけでなく、身体障害者等、昔は人に見せる習慣等なく(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)、部屋に隔離し、窓には鉄格子をつけられ、部屋には鍵がかけられていたと言います。


私は、怪談やオカルト好きなので、廃墟にそういった不思議な建物が存在します。内装でおかしな間取りもよく見かけます。


今、ようやく多様性が広がって来ていますが、世の中には、様々な障害を持つ方がいらっしゃいます。私は、一つでも多くの障害を知ろうと思っています。
何も出来なくても、知る、ことで偏見はなくなると思うからです。


昔と今、医療の発達があり、うつと言う言葉も広まって来ましたが、まだまだ偏見があります。
現に私は、美容室で、うつ病です、とは言えてないです。反応が怖いし、相手の反応も困るだろうからです。


一日も早く、普通に誰にでも、うつ病なんです、と言える時代が来る事を願っています。