何もかも不透明 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

おはようございます。


9月のシルバーウィークも最終日です。





皆さん、体調の方は如何でしょうか?




風邪を引いている人が多いですね。





私が発熱した時に困ることは、風邪なのか、鬱の熱か分からないことです。





今回、いつからなのか分かりませんが、気がつけば微熱が続いていて、熱が上がらないので、又心因性のものだろう、と思っていたのですが、5日前、どうにも朝起き上がれず怠くて目眩もし、お腹も下していたので近所の内科に駆け込みました。






少し喉に痛みがあったので、病院に行く前に、市販の風邪薬を飲みきっていました。






診察と血液検査を終え、会計に行く時、5000円で足りますようにと願いながら、4000円と少しでした。今回3年ぶりに保険証を用いて、3割りのお金を支払ったので、医療費も高いなぁとつくづく思い知らされたと同時に、生活保護に3年間は助けられていた感謝の気持ちを実感しました。






精神科は、自立支援制度の手続きを取れば、1割負担になります。大変助かります。






内科を後にしても、フラフラとおぼつかない足どりで帰宅し、着替えて薬を飲み、やっと楽になれると思っていたのですが、身体は熱を帯びている状態が治らず、夜から翌日にかけて8度近く熱が上昇し、辛い二日目となりました。血液検査も異常なし。なのに熱が上昇。まるで今まで、微熱が身体の中に閉じ込められていたかのようでした。






3日目には、大分熱も落ち着き、4日目には元気を取り戻せていました。熱がある時は、食欲が全くありませんでした。






お腹の調子も良くなりましたが、未だに心因性の熱だったのか、疑問に思います。






私は、最近悩んでいました。そのことに恐怖すら覚えて、一端断ちきる決意をしました。しばらく精神的に辛かったのですが、苦しいだけで涙が出ませんでした。






この事は、誰にも相談していません。
吐き出せば楽になると思いますが、言うほどでもないかと思いました。なんとか解消しようと、紙に気持ちを書こうかと思いましたが、それすら面倒でした。







トラウマや、辛い経験から抜け出せない時は、紙にそれを書き出して、「よく頑張った」「大丈夫」と自分を肯定するやり方があると聞いたことがあります。書き出したら、その紙を捨てるそうです。それを繰り返すと言うもの。






いつか、試してみたいと思いますが、過去の辛い経験を今も引きずっているのであれば、過去を思い出すことだけでも勇気が要ると思います。







又、過去に隠された自分で気付いていない要因を見つけ出し、治療していくカウンセリングがあります。





それは、治療する上での1つだと思います。私も厳格な両親に育てられました。そこから見えてくる自分に対しての呪縛を解いたり、思考の癖や行動を押さえたり、自分で変わろう、と思わなければいけないと思います。






色々な考え方がありますが、私は思います。







この世にあるもの全てが不完全である。







何かを解明することは、発展に繋がります。そうして、人を助けます。素晴らしいことです。





でも、地球上にあるもの全てが解明できてはいません。





身近なことでは、人の心です。









人との繋がりでも、ちょっとした行き違いで起こる出来事が沢山あります。誤解も生まれます。







何をとっても、不透明。







それを、感じ取り想像しながら模索していく。神仏に手を合わせることは、目には見えないものを敬う心があることは素晴らしいことではないかと思います。







最近は、少しのことで腹を立て、暴行し殺人を犯す人が多いと思います。






人は物ではない。





蛇口をひねれば、綺麗な水が出る。
暑ければ、エアコンで涼む。
電子レンジで直ぐ出来る食べ物がある。






そう、お湯を注いで3分で食べることが出来ます。







それが当たり前になって、物が豊かになるに連れ、そこに頼り、心はドンドン置いていかれているように感じます。







自然と向き合う心がないと思います。







目には見えない想像力を働かせることは、とても大事なことではないでしょうか。







心もインスタントにならないように、自分から得る経験と感動を積み重ねること、感動出来る自分になる為に、機械化されていかないように、読書、映画、自然、に触れることを積極的に取り入れている私です。






お陰さまで、薬を減らしてから鬱の症状は出ていません。







鬱での子育ては、本当に大変でしたが、否定せず育てただけで、息子からその倍以上の愛をもらって、快復に向かっています。




息子の優しい愛ある言葉で、治っているのかも知れません。





それと、最近実感していることは、鬱は絶対治ると思っています。これは私がここまで快復してきたから言えますが、ある日を境に自分を信じよう、と言う信念が生まれたからです。






治る根拠や理由はありません。(それこそ不透明)
ただ、無理をせず規則正しい生活を送っていれば、必ず完治すると思っています。






不安や恐怖は、誰にでも大なり小なり生まれます。それが人間だと思います。
心の病の人は、過敏になり過ぎている繊細な方です。





原因もない不安が襲ってきた時、いつも薬に頼るのではなく、自分で「出て行ってください!」と私は強く思います。







重度の方は、薬は必要です。



快復途中の私は、性格と生活を見直した上で、鬱になる前の自分とは決別するつもりです。







変わろう、とする行動や気持ちを持つことで、鬱は治ると思っています。







今、苦しい人には、難しいことかも知れません。
身近にいる方は、「貴方は、本当に頑張ったし立派な人だよ、休養すると必ず治るからね。私が側にいるから心配しないでね。」と声をかけてあげてください。
(ただし、具合を見計らって言ってください)






心の中も不透明ですよね。
だから、想像力が必要だと思うんですよね。






不安な時、「大丈夫!」と医師に手を握られるだけで、気持ちが落ち着く人もいます。なので、脳の薬だけではなくカウンセリングがあると思います。







心の病を持っている人達は孤独であり、愛を求めているのではないかと私は思います。






カウンセリングする医師達も大変で、お気の毒ですが、入院した時の私の意見で取り入れてくれた、ご意見番BOXを診察室に置いたらいいのに・・・と思います。







患者さんが、口に出して言うのが苦手な方や、ご家族に付き添われて、やっとの思いで通院している方は、話せる状況ではないと思います。






うつで、後少しで薬が止められると思う方、五感を研ぐ時間を作り、自分の長所を探して書きましょう。それを目に見える所に貼っておくといいかも知れません。






自分に良い暗示をかけましょう。







プラス思考に変えましょう。私も実践途中です。







今日も、優しい風がふきますように。
今日も生きましょう。生きていれば、何かが変わります!








ありがとうございました。