怖くないよ―                君の羽根をもぎ取った               それはあまりにあっけなく                簡単に崩れて                        何も 何も                怖いものなど                何も無いと言うように                        コワカッタ                    僕だ            僕が                     恐れ                  怯え                      君を                      アナタヲ                        逃げ出さないようにと                                    羽根を奪った                        ごめんなさい                          あなたをあいしてた。
もし空を泳げたら 何処へ行きたい?                       駄目 私 水中でさえ泳げないから。               じゃぁ 一緒に沈もうか。               駄目 私 沈めないから。              じゃぁ どうしたい?             浮くだけ。泳ぐ事も沈む事も出来ずに。             じゃぁ 僕につかまって。スピードは出ないけど 一緒に行こう。             有難う。                  何処へ行きたい?                …この世の果てが良い。               何も無いんじゃないかな。                 何も無くて 光だけが溢れてて きっと綺麗。求めて 伸ばして 思い知らされて そして やっと 沈めるんだわ。                     きみが望むなら 行こう。                有難う。だけど 私 まだ行きたくない。                    何故?                      もう少し あなたと一緒に 生きたいから。
たわいもない戯言に遊び        無情なる浮世に絶望感じ     尚それでも余りあるこの幸福に            身を委ねてしまえればと      愚かながらに愚かになりきれなかった己を哀れむ 眼前に広がった虚空の世界 何よりも美しいと信じた貴方の元で 最期はどうか 笑ってください。
在りもしない絵空事          潰れた左で描いてみれば          其処には沈んで沈んで沈んだ君だ           在りもしない夢見事            哀れな右で掴んでみれば                底には浮かんで浮かんで笑った僕だ            歪んだ景色も悪くない            溺れる感覚心地が良くて             あぁ              目覚める日は訪れるだろうか。
寂しい     苦しい     悲しい     辛い          言える事と 言わない事 どちらが強いのだろう どちらが 生きやすいのだろう どうしようもない 波が 私は 目を開いていることすら デキナクナル せめて あなたに もう一度だけでも 会えることができるなら せめて あなたが 近くにいてくれたなら。