母親の自宅介護し始めて丸2年経ちました。
(現在は要介護4から要介護5に)
ちょうど2年前の記事です。
全てが手探りで
毎日が必死だった2年前を思うと
感慨深いものがあります。
よく
「自分が親になって初めて
親のありがたみを知る」と いいますが
私には子供がいないので
親が認知症になって初めて
親のありがたみを知りました。笑
お世話する ということでは
子育てと介護は似てる部分があると思います。
知らんけど。
画像は 今年(2024)1月
母親がコロナに感染し
合併症で心不全も悪化したので
覚悟をしたのですが
無事 元気に退院するときのものです。
母のヘンテコなピース
認知症対応がキツイ時
思い出してる 詩 です
SNSで繋がっている方がアップされていました。
『親愛なる子供たちへ』 作者不明
年老いた私がある日
今までの私と違っていたとしても
どうか そのままの私のことを理解してほしい
私が服の上に食べ物をこぼしても
靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように
見守って欲しい
あなたと話すとき
同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえきらずに
うなずいて欲しい
あなたにせがまれて
繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ
消え去っていくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けてほしい
楽しいひと時に
私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがる時には
思い出して欲しい
あなたを追い回し何度も着替えさせたり
様々な理由をつけていやがるあなたと
お風呂に入った懐かしい日のことを
悲しいことではないんだ
旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り
飲み込むことさえ出来なくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと
私に助けを求めた様に
よろめく私に
どうかあなたの手を握らせて欲しい
私の姿を見て悲しんだり
自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのは
つらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを
持っていて欲しい
きっとそれだけで
それだけで私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに
私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに
少しだけ付き添ってほしい
あなたが生まれてくれたことで
私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って
笑顔で答えたい
私の子供たちへ
愛する子供たちへ