そんなこんなで、
夫は、かなり前から、
家庭(私!)以外に対して、
色気を出していたんだと思います。
チャンスを伺っていたんだと思います。
今、振り返ればね。
夫の見た目や言動が、
あまりに、男女の色恋沙汰から
縁遠かったせいで。
また、家の中では、
虚言を通していたせいで
私は、相当な潜伏期間を
気づかずに過ごしていたのだと思います。
もし夫に、「痴漢の冤罪」なんて話が来たら、
「うちの夫は絶対にありません!」
と、断言できると思っていたくらい、
性からは、ほど遠い人に見えたんです。