フランスの元パン職人が教えるハード系パン教室・熊本
こんにちは。
7月からのレッスンは、前回の雑穀パンドミにも使用した、ルバンを使ったカンパーニュです。
酸味のないルバン使用で、カンパーニュを食べるのが初心者の方にも食べやすいパンです。
ライ麦の混じった発酵種に加え、バターも砂糖も不使用です。
乳製品、砂糖を控えたい方にもお勧めです。
パン屋さんより手間暇かけたカンパーニュを作ってみませんか。
●バゲットをいろいろな粉でやってみたい
バゲット(トラディションタイプ)を練習している方の中には、こんなふうに思っている方もいらっしゃるかもですね。
昨日記事にしたように、生地作りに慣れるまでは、同じ繰り返しが上達のコツです。
これまで、何度かフランスのトラディションをご紹介しています。
例えばこんなタイプや
こんなタイプは、フランスでよく見かけます。
日本人だと、クープを数本入れた方が見栄えが良いと思うでしょう。
これですね、粉と製法が関係するんですね。
このブログで、トラディションの基準値の粉の数値の事を繰り返しています。
それなんですね。後、製法。
3つ目の画像のタイプと上2つの画像は、粉のタイプが違う事が多いです。
製法が関係するので、全てがそうだとは言えませんが
フランスの製粉会社がブーランジェリに運んでくる粉(トラディション、気泡のバゲットですね)の袋の裏側には、レシピが載っています。
なぜ、プロのブーランジェリに持ってくる粉でわざわざレシピが載っているのか。
製粉会社の粉の基準値の数値に最も適した製法、外見で作ってもらう為です。
もうお分かりですね。
粉の数値に合う製法、外見ってあるんです。
これが分かっていないと、やたらとアレコレ試したところで骨折り損になるだけなんです。
何度やっても“思うように”ならないという結果になります。
なので、始めに記載したように、レッスンを受けた、本のレシピで練習している、というような方、気持ちは分かりますが、同じ粉、同じ製法でまずは出来るようになる事を勧める理由は、ここにもあるんですね。
”この粉でなければならない”という事はありませんが、基準値の粉の数値を見て、製法と外見を分ける必要があります。
旨いバゲットを作る必須条件です。
もちろん基準値の粉を使うのは、旨みの最低条件です
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経験ない方でも大歓迎のハード系パン好きの方の為の教室です。
少人数レッスンで楽しくじっくり丁寧に指導いたします。